Q. はるじさんからの疑問
「貯金箱」というと、私は、「ブタの貯金箱」をすぐにイメージしてしまうのですが、「ブタの貯金箱」というのは、けっこう一般的かなと思うのです。 でも、なぜ、「ブタ」なのでしょうか?
「ブタ」と「貯金箱」を結びつける「何か」を知りたいのです。よろしくおねがいします。
★これは、これは、なんとも素朴な疑問ですね。でも、難問です。
私は「貯金箱」というと、むか〜しのテレビ番組『おはよう720(セブントゥーオウ)』で、CM前に出てきた貯金箱を思い出すのです。ご存じですか?(星田)
A. きのっぴさんから
イギリスでは、台所などにある陶器の壺に余ったコインを蓄えることがあるそうです。陶器の壺を英語で「piggy」と言うことから、これをピギー銀行(Piggy
bank)と呼ぶそうです。「piggy」から「pig(ブタ)」が連想されるので、陶器製の豚が貯金箱に使われることが多くなったということです。
インターネットで調べてみましたら、上記のような内容を見つけました。絶対正確とはいえませんが、ご報告します。
A. 賢さんから
豚の貯金箱についてです。
昔イギリスでは、貯金箱として陶器の小壷を使っていました。
陶器の材料となる粘土でpigg(ピグ)という種類があり、「ピグ」で作った壷はpiggy(ピギー)と呼ばれていました。
そこである陶器職人が、洒落でpiggy(豚のよう)なpiggy(ピグの小壷)を作ったのが、豚の貯金箱の始まりだそうです。
A. トンビーさんから
ブタは体の大部分を占める胴体が樽のような感じで、お金が沢山入れられるから貯金箱に適している――というのがブタを貯金箱にできた理由だと思います。同じ理屈で、たぶんサイやゾウの貯金箱だって作られているだろうと思います。
にもかかわらず、なぜ、ブタの貯金箱ばかりが印象的なのでしょうか。それは、ブタの貯金箱がユーモラスでユニークだからだと思います。
ブタってなぜかユーモラスですよね。そんなユーモラスなものを貯金箱に採用したところがユニークです。
今でこそ非常に多様な貯金箱が売られていますが、昔はそれほどなくて、そういうときに登場したブタの貯金箱を見た人は、「やられた」「一本取られた」と感じたのではないでしょうか。
ところで、マンガなどでは貯金箱に貯めたお金を取り出すときに、貯金箱を壊してしまいますよね。お金の取り出し口がついている貯金箱でそんなことをする人は実際にはいないと思いますが、取り出し口がついてないタイプでは実際にも壊す人がいるのでしょうか。
私は投入口にボール紙を差し込んで、それに硬貨を乗せるようにして一枚ずつ取り出してました。でも壊さなければ絶対に取り出せないような貯金箱こそが本来の貯金箱かもしれませんね。
★私は、貯金箱を壊したことがあります。(星田) → こちら
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