Q. まつかささんからの疑問
世界陸上の放送見ててふと思ったのですが、陸上の競技種目って現在ではだいたい固定されてますよね。
スキー競技では、スノーボードや4人で競争したりするクロス競技というものが新しく入ってきました。
陸上で、今後、全く新しい種目が追加されるって可能性はあるのでしょうか? 水泳でも同じように追加されそうな種目があれば教えてください。
★どうなんでしょう? たとえば、投擲種目だけでも、やり、ハンマー、円盤、砲丸……、4種目もあります。(星田)
A. bluestarさんから
変わってくると思います。
オリンピックを例にとると、次回から「野球」「ソフト」はなくなって「ゴルフ」などが新規参入しそうですね。
オリンピックは元々ヨーロッパが発祥ですから、どちらかというとヨーロッパで好まれる種目が重視されてます。
要するに、世界的に競技人口が増え、且つ団体の力が強い種目が採用、局所的な特にヨーロッパで不人気な種目は削除、といった具合です。
ですから、世界陸上もこれからいろいろな種目が参入してくるのではないかと思います。ひょっとしたらどんどん高齢化が進み、日本発祥のゲートボールが加えられる、何てことはないかな?
A. hkさんから
競泳に関してでしか答えられませんが、おそらくないですね。
というのも、現在は自由形・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライの4種目ですが、自由形という種目は他の3種目以外となっています。よって、自由形は反則になる行為さえ行わなければ何をやってもいい競技なんです。なんと競技中に立つのも可です。他の泳ぎがしたい人は、自由形で泳げますからね。(クロール以外で泳いでいる人を見たことはないですが)
ちなみに、日本水泳連盟では日本泳法という古来の泳法を競泳とは別に認めていますので、追加されるとしたらそのあたりだと思います。
A. ごんたさんから
逆立ち100m走、後ろ走り100m走、ハードル1000m、水泳なら潜水のまま100m、犬かき100m……、考え始めれば新しい競技はいくらでも作れると思います。
しかし、競技者を育てる関係もありますし、ハードな競技だと怪我人、下手をすれば再起不能や命を落としかねない危険性もあるため、関係者も新しい競技の創設には消極的なのかもしれませんね。
新しい競技ではないのですが、私が常日頃から思っているのは陸上競技の記録(ルール?)についてです。
陸上(特に競走)の種目は、複数人が同時にスタートすることが多いため、フライングで再スタートや失格者が出たりします。あの方式のせいでスタート失敗を恐れ、本来の力を発揮出来なかったり、好記録が出せたダッシュを取り消されて調子を崩し、平凡な記録に終わってしまう選手も少なくはないでしょう。だからスキー競技のように個人で好きなタイミングでスタートできれば、良い記録が出るんじゃないか?と思うのです。計測機器も進化しているでしょうから可能なはずです。運も実力のうち、とは言いますが、何年も練習して晴れの舞台で本来の結果を残せないのはかわいそうだと思うのです(同じようなことは走り幅跳びの踏切位置でも言えると思います)。
A. SHOWさんから
新種目、といってもきっとおそらく質問の主旨から「新規に採用された種目」という意味だと思いますので、その視点で考えてみます。
たとえば西暦2000年のシドニー大会から、陸上女子ハンマー投げが採用されました。また新競技としてトライアスロン(これは陸上でもあり水泳でもあり)も新規採用されています。
昨年の北京五輪からは水泳の新種目として、オープンウォータースイミング(10km遠泳)が採用されています。
オリンピックのトライアスロンは、ショートディスタンス(swim1.5km+bike40km+run10km)です。でも、他にもアイアンマン・レースのようなロングディスタンス(swim3.8km+bike180km+run42.195km)も世界で開催されていますが、五輪では採用されていません。もし、この距離が採用されれば、新種目の誕生になるかもしれません(個人的には競技時間が長すぎるために採用されないと思いますが)。
オープンウォータースイミングは、25kmなどの距離もありますが、1kmや3km等の短い距離なら五輪で採用される可能性はあるでしょうね。
あと、陸上の女子投擲種目でまだ五輪に採用されていないもの(女子砲丸投げなど)はいくつかありますので、採用の可能性はあると思います。
水泳では男子シンクロナイズドスイミングでしょうか?
新たに創作された種目という意味では、最近「エクステラ」という競技が生まれています。トライアスロンの野生版と言っていいでしょう。スイムのあとに、マウンテンバイク、その後トレイルランで野山を走るといったものです。
こういうのが採用されると面白いなぁと勝手に思っています。
以上、関係者ではないので、本当に新たな競技として採用する交渉が行われているかどうかは知る由もありませんが、個人的な推測で書いてみました。
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