Q. けんごさんからの疑問
私は、高校生です。
四字熟語で、「一○二△」から「九□十◇」まで、作って欲しいのです。友だちとそういう遊びをやっていたのです。詳しくいうと、こんな感じです。
一石二鳥 → 二束三文 → 三○四○ → 四○五○ → 五○六○
六○七○ → 七○八○ → 八○九○ → 九○十○
この中で、「六○七○」から「九○十○」までが苦しいのです。
友人は、「七勝八敗」などという四字熟語を出して、切り抜けようとしました。それなら「六勝七敗」でも「八勝九敗」でも作れるじゃないかと言ったら、「七勝八敗」というは相撲用語で、「がんばったけれど、ぎりぎり負け越し」という意味だそうです。なるほどとも思いましたが、やっぱり苦しいです。
もちろん漢和辞典でも調べました。でも、よいのが見つかりません。こうなると、友人のように、「ユーモア」でかわすような例を見つけるしかないと思います。
そこで、ぜひ、★雑木話★さんの読者の方々のお知恵を拝借したいのです。この四字熟語のチェーンを完成させてください。
★久しぶりの「大喜利スタイル」ですね。
「疑問」とは呼べないでしょうが、楽しめそうなので、OKしました。(星田)
A. もと本屋さんから
とても全部は答えられず、「七○八○」のところだけですが……。
・七重八重
・七転八起
・七転八倒
こんなもので如何でしょうか?
A. もと本屋さんから
「四当五落」というのがあります。
これで「一○二○」から「五○六○」までつながったと思います。後は「六○七○」「八○九○」「九○十○」の3つですね。
A. もと本屋さんから
「三寒四温」「四捨五入」「四書五経」「四分五裂」というのを思い出しました。
あと、「朝三暮四」「四苦八苦」「八面六臂」「九浅一深」などというのは駄目でしょうねぇ。/(^^;)
★残念ながら、それらは採用できません。
A. きのっぴさんから
面白そうな企画ですねー。ぜひ、参加させてください!
いま、思いついたのは「七○八○」です。七転八倒(しちてんばっとう)でいかがでしょう。あと、「七転八起」も使えそうです。「ななころびやおき」ではなく、「しつてんはっき」という列記とした四字熟語でした。
ちなみに、「三○四○」とかも気になります。
A. 舞武さんから
面白そうですね。ちょっとやってみます。
「一石二鳥」「二束三文」「三寒四温」「四捨五入」「五臓六腑」
「六……うーん……」
「七転八倒」「八種九牌(笑)」
「九分十分」
う〜ん……、「六●七▲」が全く思いつかないです。八種九牌も、ちょっと反則ですかね。
★「六時七分」なんてのは、どうですか?
A. sekisanさんから
たくさん、ありますヨ。
一水二肥(いちみずにこえ)
一石二鳥(いっせきにちょう)
二束三文(にそくさんもん)
二桃三士(にとうさんし)
二人三脚(ににんさんきゃく)
三寒四温(さんかんしおん)
四捨五入(ししゃごにゅう)
四書五経(ししょごきょう)
四分五裂(しぶんごれつ)
五臓六腑(ごぞうろっぷ)
七花八裂(しちかはちれつ)
七転八起(しちてんはっき)
七転八倒(しちてんばっとう)
十年一日(じゅうねんいちじつ)
十年一昔(じゅうねんひとむかし)
最後は、十から一に戻ってみました。
残念ながら、「六○七△」「八○九△」「九□十◇」は、見つけられませんでした。
A. YOSHYさんから
かなり苦しいです。用法が合っているかどうか非常に疑問ですが、下記のようなものはいかがでしょうか。
タイトル:一中年の回想録
1.父は町の発明家。「一石二鳥」のアイデア商品を開発し、捕らぬ狸の皮算用で大増産をしては、空振りで「二束三文」で売る羽目になった。
2.思い起こせば、「三寒四温」の春の訪れを感じる中、「四当五落」の受験戦争に没頭する。
3.その甲斐あってか、晴れて一流大学に合格。お祝いの美酒が「五臓六腑」に染み渡る。
4.卒業後、官僚となるが現実は「六字七字」の理想とはほど遠く、有るべき姿を失った者に埋もれてしまう。
5.虚脱感から、昔の美酒を思い出すために、毎晩居酒屋に通い続けるが「七転八倒」の苦しみ、救急車で運び込まれ長い闘病の末、失職。
6.人生「七転八起」と父の会社を継ぎ再起をかけるが、事業もうまくいかず倒産。自分探しの旅に出る。
7.途中立ち寄った寺で、「八葉九尊」の教えを戴き、僧侶として再出発する。今になり思えば、人生とは職の差こそあれ、「九分十分」なり。
★すごい!
「六字七字」「八葉九尊」「九分十分」……、確かにそのような四字熟語はあるようです。意味は……、ぜひ、調べてみてください。
|