Q. まいねさんからの疑問
我が家の娘が尋ねてきました。
「書店の名前に『○○堂』というのが多いのはどうして?」
って。さすがのわたしもいいホラ(わたくしはわりに雑学を語るのが好きですが、結構法螺吹きでもあります)が思いつきませんでしたので、お集まりのみなさまのお知恵を拝借したくメイルフォームを開けました。
書店の他には、漢方薬の薬店も「ツムラ順天堂」のように堂がつくようです。なにか江戸時代の学問に関わりがあるのでしょうか?
★「任天堂」というのもありますね。(星田)
A. やまおさんから
「堂」とは、屋号などにつけて用いられるもので、書店にかぎったものではありません。
A. SHOWさんから
私もおそらく「こうではないか?」という答えを持っていますが、確証はありません。元々、お寺のことを「お堂」なんていいます。
「堂」という言葉には「建物」「家」という意味がありますが、きっと大切な仏典、書物、宝物などが保管されている「建物」という意味で使われているのだと思います。そう考えると、本屋にはたくさんの書物がたくさんあります。だから、「○○堂」という名前が使われるのではと考えます。
しかし、実際は本屋だけではなく、例えば「任天堂」や「イトーヨーカ堂」のような会社もあります。
任天堂のHPを見ると、社名の由来は「運を天に任せる」から来ているそうで、「運を天に任せたお店」という意味になるのだと思います。
目薬の「参天製薬」も元々「参天堂製薬」と呼んでいたらしく、由来は、中国の故事「天機に参与する」から来ていて、「天機に参与するお店」という意味になるのでしょうね。
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