Q. 洋一さんからの疑問
現在、地下のことってどれくらいわかっているのでしょうか?
地震があったときに、その伝わる様子から地球の中の様子を推測するんだと昔習った覚えがありますが、そういう推測ではなく、リアルに「到達」しているという観点では、どれくらい深いところまでわかっているのでしょうか?
3つの段階で、知りたいのです。
1つ目は、「生活レベル」。地下街があったり、地下鉄が走っていたり……、人間が生活で使っているという深さは、最深、どのあたりまでいっているのでしょう?
2つ目は、「埋蔵レベル」。金属や石油、天然ガスなどを得るために、機械で「掘る」ことがあります。これについては、どれくらい深く掘っているのでしょうか?
3つ目は、「研究レベル」です。ただただ研究のために、地中深くまでパイプを通すことがあると思うのですが、現在、どのあたりまで達しているのでしょう?
『宇宙戦艦ヤマト』がまた映画化されると聞いて、地中に住むようになった人間達のことを思い出し、思い立った疑問です。一般にはあまり知られていないことでしょうが、よろしくおねがいします。
★2010年、最初の疑問です。深〜い疑問になりそうですね。(星田)
A. でしゃばりさんから
回答ではありません。今回の疑問に関連した質問を思いつきました。
地下深く人間が入った場合、空気圧により人間は潰されることはないのでしょうか?
水中なら、仮に10m以上潜れば、ペットボトル等は変形してしまうのに、空気の場合は、如何なるのか気になっています。
★疑問が派生しましたね。空気の重さを計算すれば分かるような気がしますが、どうやって計算すればよいのか……。(星田)
A. 平賀章三さんから
以下は、現時点での、仮の回答です。
1つ目の「生活レベル」では、ドーバー海峡下を走っている国際列車あたりが候補者では?
2つ目の「埋蔵レベル」では、どうなのでしょう。具体的な数値を知りません。学生時代、実習で鉱山に入ったことがあります。汗が吹き出てきて、「地下増温率」を実感しました。
昔の海底炭田などのデータを調べてみたら面白いでしょうね。
3つ目の「研究レベル」では、多分、コラ半島(ロシア北西端にある半島)での学術ボーリングの深度が最深ではないでしょうか? せいぜい十数キロメートルだったと記憶しています。
★回答が少なかったので、こちらから依頼してお答えいただきました。
ありがとうございました。(星田)
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