--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.807 (2010.02.02)

Q. バナナ大好きさんからの疑問

 バナナを時折食べております。そのとき、ふと思うのですが、バナナの種を見たことがありません。
 本当に種はあるのでしょうか? もし種無しならば、どの様にして殖やしていくのでしょうか?

種ができるバナナとできないバナナがあるかもしれませんね。
「種からバナナを育てて、収穫したよ!」って方は、ぜひ、回答を!(星田)


A. しげ3さんから

 バナナの種はあります。バナナを切ったときに薄茶色の点々があるのですが、それがバナナの種です。
 通常市販されているバナナは完熟前に収穫しますので、余計に目立たないのかもしれません。
 ただ、その種がどのくらい大きくなるのか、その種から通常に発芽するのかはわかりません。

A. おやじんさんから

 バナナの種はあります。
 といっても食用で売られているものにはその痕跡しかありません。輪切りにしたとき、中心部分にある黒い点々がそれです。以前テレビでバナナの原種には種があるっていうのをやってて、少し小さめの実の中からざくざく出て来たのを見てびっくりした覚えがあります。品種改良の賜物ですね。

A. 黒男さんから

 TV東京系列の『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!!』でバナナについて放送してました。
 食用(に改良された)バナナは1年(?)で実を付けるまで育ち、それが終わると枯れるそうで、そのときに根元から新しい芽が出て育つ(竹のような感じです)そうです。
 しかし、種を持つ種類もちゃんとあって、それはとても甘くておいしいのですが、種が邪魔で食べづらいみたいです。
 余談ですが、種のない枇杷(びわ)も千葉県で開発され、販売されていますよ。

ビワに種がなかったら、驚きですね!

A. 吾亦紅さんから

 バナナは200以上の品種があります。その内、原種に近いものはたくさんの種を持ちます。
 現在、私たちが生食用に利用しているのはグロスミッチェル、キャベンディッシュ、仙人掌種などですが、これらはほとんど種を持ちません。が、稀には種が見つかることもあります。
 新品種など、育種のときはこれらに原種に近いものを交配して利用します。

A. ざ〜さんから

 種はあります。原種のバナナにはしっかりと種があります。
 現在の食用として流通しているバナナは、実を収穫すると、その枝は枯れ落ちて、脇から新しい枝が新生してきて、その枝に新しく実を付けるのです。そのために、種は退化して痕跡程度しか残っていません。という話を、2009年12月頃のテレビで放送してました。

A. 蜻蛉某さんから

 我々が普段目にするバナナは、品種改良によって種無しにされた品種なので、種はありません。しかし、その名残は見て取れます。輪切りにしたとき断面中央に見える黒い粒がそうです。
 繁殖に関しては、新芽を苗木にする株分けで行われてるみたいです。
 因みに、日本ではあまり見かけませんが、食用として種のあるバナナもザンジバルなどの産地では栽培されてるそうです。
 また、現地の方がバナナを焼く・蒸す・揚げるといった加熱調理をしている映像をTV等で見受けられた方もいらっしゃるかと思いますが、アレは大概が調理用品種を用いていますので、マネをされても美味しくないかと思います。

A. 岐泊さんから

 疑問への回答ではないのですが……。
 日本で最近安く買えるバナナのは多くは各地で大量生産されている同一品種で主にフィリピン産とエクアドル産ですね。もちろん本来は生食用ですが、これを焼いたり軽く衣をつけて揚げても大変美味しいです。(実食済み。)
 原産地アマゾン流域などでは茹でなければ食べられない種もあるとか。そちらの味は残念ながら未体験です。
※輸入バナナは収穫後に防虫などの薬剤をたっぷりかぶっていますので、調理するにしても皮は必ず剥いてからに。同じ理由で皮付き調理法は試さない方がいいと思います。

小原さんからも、回答をいただきました。ありがとうございました。