Q. ゆかりさんからの疑問
「同じ植物が群生している場合、中央が盛り上がるのはなぜか?」
うん十年前のことなのですが、中学で科学の名物先生が、夏休みの自由研究課題に困ったら、上記課題を考察してみればと言われました。
それが事実か否か確かめていませんが、もしそれが本当であるなら、なぜでしょうか? 自身で納得できる答えがいまだに見つかりません。
★面白そうな課題ですね。みなさん、「想像」でもかまいません。回答をお待ちしています。(星田)
A. ごんたさんから
単純に考えれば、中央は日が当たりにくい(=成長が遅れる)ので、端に比べて上に伸びるのでは?
ただ、植物自体が「自分は中央に位置しているか?」や「他の仲間より負けている!」ということをどうやって認識し、他の仲間より成長しようとするか?
などと考え始めると研究の対象としてはかなり面白いものになるのかも知れませんね。
A. pazoo100さんから
うっすらとした記憶ですが……、
植物は日光に当たり育つ = 日光が当たらないと育ちは悪い
とのことから、周囲より多く日光に当たるため、中央部は少しでも延びようとする。だから、熱帯雨林の森林では競い合い、あんなに延びてるんですよ……って聞いたことがあります(たしか……)。
A. 梅干しさんから
陸上植物は密度の高い状態では葉が重なって互いが影を作るため、光を求めて競争するように上に伸びます(この性質を利用して極端な環境で育てたのが、大豆もやしや貝割れ大根などのスプラウト食材です)。
群生地の内側は常にこの状態なわけですが、外側では横からの光が当たるので急いで成長する必要がありません。よって外側と内側で成長に差が出て中央が盛り上がるわけです。
A. かなてっくんさんから
確かに中央が盛り上がってることが多いような気がしますね。
中学校で習う理科の範囲で考えると、中央付近の植物は周囲に比べて光が当たりにくくなるから、単純に光を求めてニョキニョキ伸びるということではないでしょうか。
もっと高度な範囲で考えると、群生すると中央付近の植物は「なんとかホルモン」の分泌が多くなり成長が促進される、なんてこともありそうです。生物の勉強はしてないので完全な当てずっぽうですが……。
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