Q. Here she saw men.さんからの疑問
こんにちは。
オリンピック……とりわけ、陸上競技の100m走においては、各選手(アスリート)達が、それこそ、「ゼロコンマ幾つ」の世界で戦っていますね。
この「ゼロコンマ幾つ」について、私の素朴な疑問です。
約100年後、いや、もっともっと後になった頃、この「ゼロコンマ幾つ」というのは、どれくらいまで縮まっている(速くなっている)のでしょうか?
それとも、あるところまで達すると、人間の脚力(走る速さ)の限界となり、それ以降は決して縮まることはないのでしょうか?
こればかりは実際に(オリンピック選手が)走ってみないと判らないワケで、ここでいくら語ったり論議しても「机上の空論」となるワケですが、私にとっては「素朴な疑問」なのです……。
★非常のお答えのいただきにくい疑問ですが、そこを何とか、みなさん、お願いいたします。(星田)
A. たかしさんから
陸上競技の短距離100mの世界記録は9秒5台です。
これは50年前のドイツのアルミン・ハリーが人類初の10秒フラットを出してから0.4秒強短縮していますが、その距離はわずか4m。50年後さらに4m短縮するとはいえないでしょう。
当時は土のトラックで手動計測の時代です。今は、タータントラックで電動計時、しかもグローバル化で世界中から強い選手が集まって競っているという条件の違いがあります。アルミン・ハリーがもし現在走ったらボルトの記録に近い記録が出ているかもしれません。
100mの世界記録はすでに限界に来ていると思います。
もし記録が伸びるとしても、追い風2m以内という規約が変わるとか、2500m以上の空気の薄い高地で競技するとかの条件があればのことです。当面はボルトの記録を塗り替えることはむずかしいのではないのでしょうか。
それに引き換え、マラソンの記録はまだ伸びるでしょう。理由は気象条件、高地の条件もあるし、100mとは違って距離が長い、競技回数が短距離より少ないなどの理由です。
A. ざ〜さんから
1988年のソウルオリンピックの頃、人体工学的には100m走は9.85秒が限界だろうと言われてたそうです(そのとき、ベン・ジョンソンはドーピング違反で9.78秒だった)。しばらく、その前後のが続いていたように思います。しかし、最近では9.58秒が最速です。
20年前とは人体工学の考え方やトレーニング方法も進化したでしょう。トラックやスパイクの摩擦軽減や衝撃抵抗の軽減など、まだまだ進化する余地は残されていそうです。さらに、20年後には、9.4秒を切っているかもしれませんね。
東海道新幹線だって、300系が出た時には270km/hが限界と言われていたにも関わらず、20年足らずで限界を超えていますからね。
★お答えのいただきにくい疑問だと思いますが、引き続き、回答を募集します。(星田)
A.現在、調査中です。情報ください。 [メール]
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