--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.849(2010.08.27)

Q. よっちゃんからの疑問

 牛丼や焼きそばには、必ずと言ってよいほど、紅生姜が付きますが、どんな理由から付いているのか、どなたか教えてください。
 私の考えでは、毒消しや口直しのためなのかなと思います。全くわかりませんので、どうかよろしくお願いします。

牛丼と紅ショウガを同時に食べるとおいしいと(私は)思います。(星田)


A. リフレインさんから

 たぶん、肉本来の旨さと紅しょうがのしょっぱさがマッチして、とてもおいしくなるようにだと思いますが……。

A. CATさんから

 焼きそばの紅生姜は薬味で、胃腸の調子を整える効果があります。また、ハーブのような風味付けとしても使用されます。

A. ごんたさんから

 ショウガには殺菌効果がありますので、毒消しの効果を狙って紅ショウガを付けるというのは可能性としてあると思います。
 しかし、それは恐らく副次的な効果であって、紅生姜にそのような効能がなくても付けられていたと思うのです。
 紅生姜を付ける大きな理由は恐らく3つ。色どりを添えることと、味付けに変化を持たせること、そして口直しをすることがその理由だと思います。
 牛丼や焼きそば、タコ焼きなど、色の構成がわりと地味なものでは、紅生姜がかなり目立ちますし、ちらし寿司や冷やし中華などに入れば、彩りが増えて華やかさが一層引き立ちます。
 寿司屋などで出される淡い色の生姜と違う紅ショウガを用いているところがその辺を狙っているのではないかと思うのです。
 また、脂分の多い食材やソースなどで濃く味付けされたメインの食材に負けない刺激のある味は、一緒に食べればスパイスの役割で味も一層引き立ちます。
 もちろん、単体で食べれば口直しの役割もします、まあ、これが本来の目的だと思います。で、どうせ使うなら派手な色の紅生姜を使おう……ということになったのではないかと思います。

A. あつりんさんから

 牛丼に関しては答えは簡単です。
 牛丼が世に出た当時、使われていた牛肉はいわゆる「すじ肉」で、独特の臭みがありました。そのため、その匂いを消すために牛丼屋で紅しょうがを置き、それと共に食べる習慣ができたのです。
 個人的な意見ですが、とんこつラーメンに紅しょうがやニンニクを入れて食べるのも、同様に匂いを消す効果があるからではないでしょうか。 焼きそばの方は……、味のアクセントになるからでしょうね。

A. ごまさばさんから

 博多ラーメンを食って育った私、そして、同じ地元の人間からすると、紅ショウガやにんにくはとんこつの「臭み消し」の意味はぜんぜんありません。
 なぜなら、私たち博多の人間にとって、とんこつスープに臭みは存在しないからです(むしろ好きなにおいです)。
 ショウガやにんにくを入れるのは、単に味付けです。感覚としては、ご飯にふりかけをかけるようなものです、だから、ラーメンを食べるときに必ずショウガやにんにく入れるわけではありません。
 替え玉をしたときに若干味が薄くなるので、好みでショウガを入れたり、タレを入れます。
 少なくともとんこつラーメンに入れるショウガは、におい消しではありません。博多では、ラーメン以外で紅ショウガを食べることはほとんどありません(焼きそばにもつきません)。