Q. ひろゆきさんからの疑問
口喧嘩をしたとき、言葉のノリというか響きの圧迫感は、僕の場合、関西弁がいちばん強く感じます。
逆に、それが東北や九州の「ナマリ」だと、たとえ同じことを言ってたとしても、あまり威圧感はないです。
こういうのは、テレビからくる刷り込みで、時代が時代なら、寅さんみたいな浅草の喋り方に威圧感を感じてもおかしくなかったのでしょうか?
同じように、ドイツ語は怒ってるみたいというかゴツイ感じがします。フランス語は、女性的というか優雅な感じです。ほかの国の人達は、また違うふうに感じるものなのでしょうか。
★そうか……、私は大阪育ちですので、言い方がきつく感じられるのかな?(星田)
A. ロビンソンさんから
昔ドイツ人の先生から聞いたのですが、
日本語 スタッカート(ラ・カンパネラ)のよう
フランス語 レガート(単語間がつながっている感じ)
ドイツ語 日本語とフランス語の中間
のように聞こえるとのことでした。
ちなみにドイツ語はほとんどローマ字読みなので、発音はしやすいですね(^^)
A. ごまさばさんから
言葉の印象については、おそらく育った環境で違うものだと思います。
ご質問者の方はは、関西弁がいちばん強く感じられ、東北や九州の「ナマリ」だとあまり威圧感はないとのこと。
私は、九州福岡の人間ですが、全く逆の印象です。
関東の言葉は、何を聞いてもおこっているようには聞こえません。関東出身の人が怒っていても、なんか拍子抜けしてしまいます。
関西の人の言葉も、関東ほどではないですが、それほど強い印象はありません。これこそ、テレビの印象によるものかもしれません。
つまり、私が感じる関西弁は、漫才の印象が強く、すごんだ言い方をしたとしてもそれほど感じません。ただふざけているようにしか聞こえません。
仕事で関西の人と接することもありますが、なんとなくしまりがないような感じをうけることがあります。
地域的に東北の人のすごんだところを見たことがないので、これに関してはわかりません。
A. Rinさんから
言葉の感じ方は、メディアの影響があると思います。
たしかに関西弁はきつく感じますが、それは関西を舞台にしたドラマなどで暴力団や消費者金融業者のセリフが印象に残ったからであり、お笑い芸人が使ってるのが最初の出会いだった人は面白い言葉と感じるようです。
それゆえ「関西人の会話は、漫才に聞こえる」とか、逆に一部の関西人が「東京人の会話はトレンディドラマ(死語)見てるみたい」というのです。
フランス語が優雅にきこえるのも音楽やファッションとともに入ってくるからでしょう。私もカラオケでフランス語のうた歌いますから。
ドイツ語は私の第二外国語でしたが、悪い印象はなかったですね。ただドイツは戦争や革命の回数は他国に比べ多くはないものの強く印象に残るものが多く、軍人や革命家、政治家や哲学者のセリフばかりが印象にのこり「自己主張が強い」と感じて、自己主張を控えがちな日本人には「ケンカしてるみたい」と感じるのかも。もっとも語尾がフランス語はあいまい、ドイツ語ははっきりしてる、というのもあるでしょうけど。
私がこの問題で、一言いいたいことがあります。
雑誌などでいじめの体験記を載せるとき、被害者の語りが標準語なのに、いじめる側のセリフが関西弁というのは偏見を助長すると思います。
関西の学校の出来事をリアルに表現する目的とはいえ、日常生活でほとんど方言を聞かずに育った東京周辺の学生たちは、関西弁を悪者の言葉と思い、関西から転校してきた生徒に
「あいつ、悪者だぞ、みんなで成敗だ」
と、新たないじめを生み出してしまいます。いじめ体験記がいじめを作り出してる(書かれてるいじめを真似するのも含め)、皮肉な話です。
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