--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.891 (2011.03.10)

Q. 庸子さんからの疑問

 先日、携帯電話で「ヴ」をどうやって出すのかという疑問がありましたが、私も「ヴ」に関する疑問があります。
 中学校で英語を習ったとき、fやvの音は、「上の歯で下唇を噛むように発音する」と習いました。そんな発音はもともとの日本語にはないので、ない音を表記するために工夫されたのだと思うのです。
 でも、どうして、「ヴ」なのですか?
 既にあるカナに濁点をつけるというのは、うまい方法だと思います。「ウ」を使ったのも素晴らしいと思います。
 でも、「f」の音を「ファ・フィ・フュ・フェ・フォ」と表すのですから、「v」の音を「ブァ・ブィ・ブュ・ブェ・ブォ」と表す方法もあると思う
のです。
「ヴ」を使い出した経緯をご存じの方、ぜひ、教えてください。

誰が、いつ、どんな経緯で使い出したのかな?(星田)


A. h!dey.さんから

 福沢諭吉さんですね。
 確か、ドイツ語の翻訳をするときに「V」を上手く翻訳できずに造った造語(文字)だということです。

A. ごんたさんから

  「ヴ」=「V」
  「ブ」=「B」

 これらの文字は五十音の「ウ」の段の文字です。他の「v」の音は「ヴァ・ヴィ・ヴ・ヴェ・ヴォ」と表記します、
 さらに調べてみますと、「V」=「ヴ」と決めた(?)のは福沢諭吉らしいのですがなぜ「ウ」に濁点を付けるようにしたかはよくわかりません。
 ここからは私が想像ですが、 「v」の音を「ブァ・ブィ・ブュ・ブェ・ブォ」と表記しなかったのは、

(1)「ブ」が既に「B」の音で使われていたので混同を避けた。
(2)「ウ」に決めたのは、「フ」を除くウ段で濁点が付く文字「ク、ス、ツ」とは音が異なる日本に無い発音だったので、母音である「ウ」のバリエーション(ヴァリエーション)と解釈した。

以上の経緯で決まったのではないかと思うのです。 

なるほど、このお話を聞いて、「ム」に濁点という選択肢もありだなと思いました。(星田)