--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.896 (2011.04.05)

Q. コテーザーさんからの疑問

 毎年この時期、花粉症に悩まされています。
 つい先程も車を運転しながらくしゃみが連発し、数秒ではありますが、目を閉じながらの運転となってしまいました。
 このとき思ったのですが、
なぜくしゃみは目を開けたままできないのでしょうか? これができれば運転中も心配ないのですが……。

「私は目を閉じないぞ!」と意識を強く持てば、目を開けたままくしゃみをすることができました。でも、強い意志が必要でした。自然の状態なら目を閉じるでしょう。ということは、目を閉じることにメリットがあると考えられます。


A. えんさんから

 あくびやくしゃみをすると、表在性の顔面筋(顔の筋肉)が運動を起こします。この顔面筋とまぶたを閉じようとする眼輪筋の運動は,大脳皮質下の共同運動であるため、眼輪筋も運動を起こし,自然にまぶたが閉じるのです。

A. meineさんから

 学術的な回答にはなりませんが、その昔、世界のビックリを集めたコラム集のようなもので、
「19XX年、アフリカの○○国の青年がくしゃみをしたときに眼を開けたままだったので、勢いで片方の目が飛び出してしまった。
 以来、彼はもう片方の目も失ってしまわないように、くしゃみをするときにはぎゅっと目をつぶってするらしい」というのを読みました。
 おお怖い! 以来わたしもくしゃみをするときにはしっかりと目をつぶってするようにしています。
 なんでもくしゃみのスピードは新幹線なみだそうですから、そのときの衝撃も凄いものだと思うんですよ。わたしはよくヘンな姿勢でくしゃみをしてぎっくり腰のようになります。ですから、目が飛び出たというのもホラ話ではないかも。それを考えると、身体が無意識に眼を閉じて衝撃に備えるのかも知れませんよ。

A. takoさんから

 くしゃみは 時速320kmという速い速度で、飛び出しているのです。
 くしゃみをするときには、鼻の穴にかなりの圧力がかかります。肺からの圧力は、当然鼻とつながっている眼にもかかります。眼を閉じなければ眼球が飛び出してしまいます(実際に飛び出した人もいるようです)。
 くしゃみをするときは、あまり無理に目を開けないようにしましょう。

A. ダークマンさんから

 私も、以前、疑問に思った時にしらべました。
 くしゃみをするときに動く筋肉と、まぶたを動かす筋肉と、脳の中で連動しているそうです。そのため、反射的に目を閉じるようです。

A. ごんたさんから

 簡単に言うと、くしゃみは体が反射的に行う動作で、勢いのある呼気を生み出すため、体が意図せぬ方向に(痙攣のように)動きます。目を開いたままだと何かにぶつかったり、何かが飛んできてもよけたり出来ない状況下にあります。従って目を保護をする目的で閉じるのだと思います。
 それともう一つ、目と鼻と口は内部で繋がっておりますので、くしゃみの息で目玉が飛び出ないよう(一回や二回で出てしまうとは思えませんが、度重なればひょっとしたら……)押さえる役目もあるのではないでしょうか?