目薬をさすと甘いような感じがするという人は、珍しくなくいるようです。
これは、さした目薬が、鼻涙管という管を通って目から鼻の中(鼻腔)に入
るため、鼻の中でにおいとして、なんとなく甘さを感じているのだと考えられ
ます。
実際の舌での甘さは、舌先で感じるので、ここまで目薬が届いていることは
ないでしょう。
また、眼薬の甘さの正体ですが、おそらく抗炎症効果をもつグリチルリチン
酸二カリウムだろうと思います。
グリチルリチンは、甘草という薬草の主成分で、砂糖が普及する以前はお菓
子などの甘味料として使われており、今でも醤油の甘味を引き出すものとして
使われているそうです。
また、眼薬は当然口に入れても無害なので、Luさん、なめてみてください。
同じような甘さを舌でも感じますか?
★なめても大丈夫なのかなぁ。心配です。
なめる場合は、ご自身の責任でなめてくださいね。