--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.915 (2011.07.12)

Q. 祐之さんからの疑問

 今日はとても暑いけど、節電の風潮があるので、クーラーを軽くつけて扇風機をかけています。
 母が犬に扇風機を向けて、
「今日は暑いなあ、ほーら涼しいやろ」
と言ってました。
 人間は汗をかくので、扇風機の風があたって水分が蒸発するときの気化熱で涼しく感じるのだと思うのですが、
犬は汗をかかない(たしか足の裏だけ)ので、犬自身はそんなに涼しさは感じないと思うんですが、どうでしょうか?

え? イヌは汗をかかないの?(星田)


A. kztさんから

 イヌもネコも、発汗の気化熱は期待できなくても、扇風機を涼しいと感じますよ。
 ヒトだって、汗をかいていなくても、風があると涼しいと感じるのと同じです。

A. 松原 虹さんから

 イヌの汗腺は足裏にしかありません。そのためにイヌは、体温調節のために口吻から舌を出して体温調節をします。
 ソフトバンクのCMのように顔に向けて扇風機の風を送れば別ですが、体全体に風を送っても体温はあまり下がりません。

A. ごんたさんから

 イヌは人間のように汗を流して気化熱による体温調節はできないと聞きます。
 私も以前はイヌを飼っていたのですが、暑い夏は自分の犬小屋の下に穴を掘り、そこにもぐりこんで涼んで(?)いました。
 ちょうど犬小屋の陰になり、なおかつ掘ったばかりの土は湿ってひんやりとしています。ということは、涼しさは感じていると考えてよいのではないかと思います。
 発汗による積極的な体温調節はできなくとも、表面の空気が入れ替われば人ほどではなくても涼しいと感じると思います。
 そういえば、私のイヌは水浴びが好きで、夏の散歩のときは好んで川の中に入ってびしょぬれになっていました、今思えば、あれは汗の代わりに体を濡らしていたのかもしれません。

A. しげ3さんから

 犬は飼っていますが、実際に犬に扇風機をあてたことはないので想像も含まれます。
 犬は体温が上がると、口を開け舌を出して体温調整をします(ホント)。
 このときに扇風機にあててみて、舌を出さなくなるようなら、涼しさを感じていると思います(想像)。
 私が飼っている犬は猟犬ですが、山を走って熱くなると水たまりや川に入って、お腹を水につけて舌を出してハアハア言っています。
 しばらく経つとハアハア言うのが減り、舌を出している時間が短くなります。
 また、先日テレビで犬ぞりの番組を見ましたが、走って体温が上がった犬は雪を食べてましたので、舌を冷やせば涼しく感じるのではないでしょうか。

A. 子沢山さんから

 汗腺には、毛穴に一致して存在し、脂肪分の多い分泌物を出すアポクリン汗腺と、毛穴とは別の穴から水分の多い分泌物である汗を出すエクリン汗腺があります。
 一般に体毛が発達している動物は、人間ほどエクリン汗腺が発達しておらずあまり汗をかきません。
 確かに体毛が多いのに汗をたくさんかくとべとべとして大変そうですね。
 犬も同様で、アポクリン汗腺は全身に分布していますが、エクリン汗腺は足の裏の肉球部にしかないそうです。
 そのため、体温を下げるために口を開けてハアハアとせわしなく息をして、呼気から熱を放散させます。
 では、汗をかかない状態の皮膚に風を当てても涼しくならないのでしょうか?
 確かに、さん様ご指摘のように気化熱での体温下降もありますが、それ以外にも風により体感温度が下がる効果があります。
 それは、身体周囲にまとわりついている体温で暖まった空気を風で飛ばすことで涼を呼ぶという効果です。
 逆に言うと、この空気のまとわりつきで保温しているのが、体毛や我々の衣服なわけですが、この働きを解消することで涼が得られる効果があるので、汗をかかない犬でもある程度は涼しさを感じていると考えられます。