--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.931 (2011.10.11)

Q. bluestarさんからの疑問

 昔からずっと考えてるのですがわかりません。それは、薄い皮をツルッと剥いて食べるピーナッツ。
 ピーナッツは落花生の根っこに付いた殻の中にありますが、この落花生をどうやって剥くのでしょうか?
 一度栽培したこともありますが、殻の形は様々。手で割るには結構力が要ります。力を入れすぎると中の豆まで壊れてしまいます。でも、売ってる皮付き味ピーは綺麗に薄皮が付いてますよね。
 機械で剥いてるのだとしたらバラバラの形をどうやって剥いてるのか? 教えてください。

食べることに夢中で、殻のことまでは気にしていませんでした。(星田)


A. おやじんさんから

 落花生の殻は柔らかい素材でできた板で挟んで揉み合わせるようにしてふるいにかけます。
 赤い薄皮も同じようにして少し弱めに揉んでいくと、あーら不思議、大量の落花生がピーナッツになりました。
 余談ですが、落花生ができるのは根っこではなく、花が終わった後、地面にたれさがった茎の先が地中に潜って実を結んだもので、あれは実(じつ)は種なんですよ。

A. ピグモンさんから

 サイエンスチャンネルというHPがあります。
 その中に「THE MAKING」という、いろいろなものができるまでを動画で紹介しているのコーナーがあります。
 そこの、No.211に「ピーナッツができるまで」というのがありますので、そちらを見ていただければ疑問は解決されると思いますよ。

A. アンギラスさんから

 意外に手間をかけてないようです。
 殻つきのまま炒った落花生を機械に入れて、刃が付いたローラーでバリバリと殻を叩き割っています。
 後は「ふるい」を使って実と殻を大雑把に選別し、そこで残った殻は風で飛ばしたり、さらに「ふるい」で取り除いています(工程で割れ残った落花生は、極めて少数なので手で割ったり、殻が最終まで残った場合は、手で取り除いているのでしょう)。
 丁寧な加工場でしたら、その後、粒の大小を「ふるい」で選り分けています。 高級品になると、生の状態で一つ一つ手で殻を剥き、塩水で味付けした後に炒っているようです。

アンギラスさんからもサイエンスチャンネルをご紹介いただきました。(星田)

A. 星田直彦から

 ということで、「サイエンスチャンネル」様にお伺いを立てていました。
 この度、URLの紹介の許可をいただきましたので、掲載いたします。

 サイト内のアドレスが変わってしまう可能性もありますから、HPトップのURLも案内します。

   THE MAKING (211)ピーナッツができるまで
   
http://sc-smn.jst.go.jp/playprg/index/2312

   サイエンス チャンネル
   
http://sc-smn.jst.go.jp/

   THE MAKINGシリーズ一覧
   
http://sc-smn.jst.go.jp/seriessearch/series/B980601

 これ、見たら、すごいなぁって、うなりますよ! 必見です!

 サイエンス チャンネル御担当さま、このたびは、ありがとうございました!