Q. 隆之さんからの疑問
高速道路のトンネルなどで、入出口の天井部分に、(真横から見たら)ギザギザの山谷になっている黒いものが数メートル×5〜7本、取り付けられていることがあります。
取り付けられているトンネルと、付いていないトンネルとがあるのですが、一体、何の目的でついているのか疑問です。
すみません……、文章だけでわからないと思うので写真を添付します。
★さて、これは何のためのものか? 単なる装飾ではなさそうに思います。(星田)
A. h!dey.さんから
おそらく入出時の衝撃はを緩衝するためのスリットだと思います。
新幹線などがトンネルに入る際の衝撃波は相当のものだそうです。ですから、あのアヒル口のようにして衝撃を減らすようになっているようです。
当然、トンネルの側もいろいろな工夫がされているのだと思います。
A. Muraさんから
トンネル天井のギザギザは、吸音装置です。
表面に細かい穴がたくさんあって、中にグラスウールなどが入っているそうです。トンネル内で発生する自動車の騒音をこれで低減するために設置されています。
「W型吸音パネル」などという名前が付いています。
A. ざ〜さんから
専門家ではありませんので真偽の程は分かりませんが、いろいろ調べた結果を総括して私見を述べさせてもらいます。
1.トンネルの長さとは関係ない。
2.山の中のトンネルには付いてない。
3.近くに集落があるところには付いている。
4.トンネルの両口に必ず付いている訳ではない。
5.形状がコンサートホールにある反響板に似ている。
以上から、車がトンネルに進入したときに生じる騒音(とくに低周波)を、外に漏らさないようにする反響板ではないかと考えました。
いかがでしょうか。
★そうか! 目の付け所が違うと、類推できるのですね!(星田)
A. zeriさんから
どうしても気になったので、地方整備局に伺ったところ、坑口方向が集落に向いているため騒音が懸念され、吸音施設を設置したとのことでした。
それが一部トンネルというところまでは、費用との兼ね合いもあるのでしょう。
★わざわざ問い合わせてくださったのですね! ありがとうございました。(星田)
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