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疑問No.942 (2011.12.11)

Q. コテーザーさんからの疑問

 子どもとお風呂に入ったときや、朝起こすときなど、よくふざけて、わき腹や足をこちょこちょくすぐって楽しんでいます。
 こんなことをしている最中にふと思ったのですが、
このくすぐったい感覚って、一体なんなのでしょうか?
 人間の感覚で、「熱い」や「痛い」などは自己防衛する上で必要不可欠なものだと思いますが、「くすぐったい」感覚は何のために存在するのでしょうか?

「くすぐったい」を特に感じる部位が決まっているのも不思議です。(星田)


A. やまおさんから

「くすぐったい」と感じるところには、血管が集中しているそうです。
 血管が集中しているから「くすぐったい」と感じるのか、血管を守るという自己防衛のために「くすぐったい」という感覚が存在するのか、どちらかでしょう。

A. しげ3さんから

 私がくすぐったい場所は、耳周辺、首、わき、ももの付け根、足の裏あたりです。
 そこに共通することを考えてみると、太い血管がある、けがをすると身の危険に繋がるなどがあるような気がします。
 そのため、少しの刺激(痛いと感じるより少ない刺激)でも体が反応するのがくすぐったいではないでしょうか。

A. ゼリーさんから

 私の感覚ですが、自分のくすぐったい場所が、首筋、脇の下、脇腹、ひざの裏なんです。くすぐられると反射的に防御態勢になるので(敵意じゃないですけど、またやられないかとです)、動物的本能で、攻撃されると危ない場所なんでしょうね。
 味覚も毒を判別するためとか、五感は外敵判断のためにありますし、触覚にもそういうのがあると思います。
 つい笑っちゃうのは、味覚・触覚にもいえますけど心地よければ笑えますよね(笑)

A. ぽにょなすさんから

 テレビで見た内容です。
 くすぐったいの感覚というか、くすぐったいと笑ってしまうというのには理由があります。
 脇や脇腹という部位には、骨がなく、内臓を守るものがないので、体としては危険な場所です。そこに何かが触れたりすると、体が緊張状態になります。その緊張状態を緩和させるために、脳みそが「笑う」という行為をさせることによって、リラックスさせるよう信号を送るそうです。

A. けろさんから

 全く調べず思うままですが、単なる感覚(=痛覚や熱など)を感情を伴う感覚に置き換える途中段階なのでは?
 たとえば、頭を撫でられるとほんわかして嬉しかったりしますが、これは単なる感覚(=触覚)に付加情報(相手との関係)を脳で解析して気持ち良いと解釈すると思うのです。
 逆に、付加情報とのリンクが取れておらず、不快ではないがどのような対処が適切か判断出来ない感覚として落ち着いているのが「くすぐったい」では? 大人になると他の感覚に分類されてしまい「くすぐったい」が減るような気がします。
――と書いていて、「性感」へ昇華する前の段階かも……とも思いました。

A. ごんたさんから

 くすぐったいと感じる場所は、足の裏、脇、背中などが代表的ですが、この部分には「ツボ」と呼ばれる神経の要所が集まっております。言い換えればこれらの場所は「急所」でもありますから、その部分を守るために神経が過敏になっているのだと思います。
 たとえば、足の裏のツボを例に取ると、優しく触れば気持ちよいのですが、もう少し強く刺激すれば「くすぐったい」、さらに強く刺激すると「痛い」と感じます、自分で触るのと他人が触るのでは感じ方が変わることもありますし、他人の場合でも覚悟をすれば何とも感じなかったり、むしろ気持ちよく感じることもあります。
 くすぐったいという感覚は「痛い」と「無痛」の中間で、触ってきた相手にある程度気を許している状態で感じる感覚なのではないかと思うのです。