Q. ヒロユキさんからの疑問
「メガネ」という言葉の語源が知りたいです。
漢字にしたら「眼鏡」となるけど、無理やり後から意味の通る漢字をひっつけたっぽいし、語感が英語風じゃないし、何なんですか?
ポルトガル語とかスペイン語から来たんでしょうか。
★レンズが入った「メガネ」が登場する以前に、「めがねに適う」という言葉はあったのかもしれませんね。(星田)
A. まいたけさんから
調べても解からなかったので、勝手な憶測を言ってみます。
昔、時代劇で指輪のことを「ゆびがね」って言ってたのを見ました。だとすると……、
指に着ける輪っか=ゆびがね
なのだから、
目に着ける輪っか=めがね
――なんていう説を唱えてみます。
★この説、ほぉ〜って納得しました。(星田)
A. ごんたさんから
この意見は私自身の個人的な想像であることをお断りしておきます。
私は「めがね(読み)」と「眼鏡(表記)」は別にでき、後から一体化したのだと思うのです。
まず、「めがね」ですが、望遠鏡を「遠眼鏡(とおめがね)」と呼びます。他にも「虫眼鏡」などもあり、このことから「めがね」とは目に当てて使う道具を総称するものだと考えます。
「金(かね)」というのは、ほとんどどの物が金属製だったということもありますが、金属以外の材質を使うようになっても道具を表す文字として使われているのでしょう。同じような例では口金、座金などがあります。
そして「眼鏡」ですが、メガネを見た人が記録した書物などに記したのが始まりではないかと思うのです。レンズという物が理解できなかった人が、ガラスっぽいキラキラした物を鏡だと思ったのではないでしょうか? あるいは光を屈折させる作用のある物を全て「鏡」と呼んでいたのかも知れません。
そして、いつしか呼び名と文字が合体し「眼鏡(めがね)」になったのではないかと思うのです。
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