Q. やまおさんからの疑問
年が明けると「明けまして おめでとう」と言います。なぜ、年が明けることが、おめでたいのでしょうか。
毎年、1月1日の午前0時に1秒の狂いもなく必ず年が明けます。たとえば、何年かに一回しか年が明けないのなら、2012年は年が明くかどうか固唾を飲んで見守るなか、年が明かなかったら、「あ〜あ、今年は年が明かなかった」となります。そこでもし、年が明けたら、そりゃあ「おめでたい」ですがねぇ。
★たとえば、義務教育。
その年になれば、小学生や中学生になれます。でも、「入学おめでとう」と言われます。このあたりも関係あるかな?(星田)
A. おせっかいさんから
私見を投稿させて頂きます
自分や家族達の将来が、さらに輝くようにと目標や意識を改めて認識することです。
本来なら、毎日今日一日の反省と目標を立てなければ成らないのですが、悲しきかな凡人には到底無理なので、年の初めにやっていますね。
それで、日頃神や仏をあまり信じていない人でも、初日の出や初詣に行くのは、それにより心身が清められて清々しい気分となり、自分の目標に立ち向かう元気が宿りますので、めでたい気分になるのではないでしょうか。
A. けろさんから
金銭の支払いが滞り年が越せない人も多々いる中で、年を越せるということはそれだけでめでたいと言えるのではないかなと思います。
貯まった付けを支払えなくて年を越せない人もいたようですし……。
A. moon-jellyさんから
あぁ、こういうのが疑問になる時代になったんですねー。
昔は1月1日に日本中の人々の年齢が増えるシステム(数え歳)だったので、元旦が今で言うところの誕生日の感覚だったんですね。
だから周りの人にも「おめでとう」と言うし、自分も「おめどとう」と言われるわけで、国民的に一体感がありました。
私は50代半ばですが、地方(九州)だったせいか子どもの頃は全体的にそういう雰囲気でしたね。年齢を聞かれると数え歳で答えるのが一般的でしたから。
A. ごんたさんから
「新年はなぜめでたいのか?」は、「誕生日がなぜめでたいのか?」と同じです。
というのも昔は年齢の数え方がお正月を基準とする「数え年」であったので、正月で皆が一斉に歳を取るのです。
昔は今と違い、ちょっとした病気で死ぬこともありましたから、どういう形であれ新年を迎えることができるのはめでたいことだとお互いを祝うのでしょう。
他にも新しい(歳)神様がやって来るから、など様々な説があると思いますが、新しい年を迎えるのはどこの国でもお祝いムードになっています。新しい年を無事に迎えることができたことを祝うのがいちばんの理由だと思います。
A. たか坊さんから
そもそも何がめでたいかって、それは新しい年を迎えれたことがめでたいのです。同時にそれは、昨年一年間を平穏無事に過ごせたことを意味します。
人間ですからいいことも悪いこともあるでしょう。ですが年が明けないほど悪いってことは少ないのでは……。
たとえば、旧年中に家族が亡くなったりしていると、おめでたく新年を迎えられません。喪に服してますので年賀状等もお断りしますよね。結局、健康がいちばん人にとって大切なものなんだと思います。
A. Issieさんから
お正月(地方によっては大晦日)のことを「お年取り」とも言いますね。数え年では元日に1歳年を取ることになっています。
お正月が「おめでたい」のは、みんなが旧年を無事に過ごして、また1歳年を取ることができたことがおめでたい、ということではないかとおもいます。
言い換えれば,みんなが互いに「お誕生日おめでとう」と言っているのと同じような意味ではないかと。もちろん、ほとんどの人にとっては「お誕生日」そのものではないのですが……。
A. にゃおままさんから
「あけましておめでとう」も「ご入学おめでとう」も、「無事に(その時期を)迎えられておめでとう」ではないでしょうか。
同じような意味では「お誕生日おめでとう」もそうだと……。
子どもの頃ならともかく、オトナになったら誕生日はちっとも嬉しくないですが、その年齢まで生きていることは祝われるべきでしょう。
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