Q. りささんからの疑問
慣れない土地でバスに乗るときに、困ることがあります。
前から乗るのか? それとも、後ろから乗るのか?
これって、乗る前に知る方法はありますか? バス停に書いてあるときもあるのですが……。
もう一つ、前払いか、あと払いか?
これは、本当に困ります。バス停に掲示してある路線図を見てて、停留所の数が多そうだから、これは後払いに違いないと予想していたら、なんと前払いで、あわてて財布を出しました。
前払いか、後払いか、乗る前に知る方法はありますか?
★前から乗るときは、前払い――は、成り立つのでしょうか?(星田)
A. 魚座さんから
こっちの方では、後払いですが、前から乗ります。
★なるほど、やはり、そういう例があるのですね。
A. おせっかいさんから
前払いのバスにあまり乗りませんので、正解かはわかりませんが、私見を投稿させて頂きます。
1. 前払いのバスは、市内循環バス等で同一料金で乗れるときで、後払いのバスは、乗車距離により運賃が変わるときと思います
2. 同一料金のバスなら、運転手近くの前乗りとなり、距離により運賃が異なるバスは、バス後方から乗って下車時に運賃払いとなると思います
プリペードカード等での運賃支払なら、どちらの乗車口でも慌てることはないと思いますので、お勧め致しますよ。
★乗る前に、前払いか後払いかを知るのはむずかしいですね。
A. Haruさんから
地方自治体が福祉目的で運行する循環路線バスの場合、採算性は考慮されてないので、統一料金で何処までも乗れる場合が多くあります(ただ行き先も山間部の集落なので観光する様な場所はほとんどありませんが……)。
自治体によっていろいろ対応が異なるので一概に表現し難いのですが、例として以下の様な運行形態が見られます。
65歳以上の地域住民(自治体に住居登録されて居るお年寄り)には、自治体から「敬老パス」など(呼び名はそれぞれ違う)が配布されてます。
敬老パスにも地方自治体それぞれの運用規定があって、路線毎に色分けされてて、自宅と自治体庁舎や医療機関等を結ぶ路線でしか使えない路線限定パスもあります。
それに対して「共通パス」の概念では、自治体が循環路線を5つ持ってた場合でも、共通パスを持ってる人は、その5つの路線のどれにでも規定料金で乗れます。これは車などの交通手段を持たないお年寄り同士の交流ができるよう配慮してのことでしょう。規定料金は無料であることが多いですね(自治体の事情によってまちまち)。
A. はつがさんから
今までの経験ですが……、「前払いは前から乗って、後払いは後ろから乗る」とかでしょうか。
私の町には路面電車も走っていますが、一律150円なので基本、前から乗って150円払って着席しています。だから、整理券がありません。
一方、系列会社の路線バスでは、後ろから乗って整理券を取って、目的地に着いたら支払います。
だから、前払いは前から乗って、後払いは後ろから乗るがひとつの目安かなと思いました。
A. イナカもんさんから
結論から先に言うと、一概には言えません。「地域差」が大きいかと思います。
おおまかな傾向として、前から乗る時は前払いであることが多いようです。それは、運転手が料金支払い状況を確認できるからだと想像できますが、必ずしも「前乗りだから前払い」とはかぎりません。
中央部に乗車口があるのは、大抵が都市部を循環するタイプのバスで、乗客は吊革に捕まっての立ち乗りがメイン(少しでも多くの乗客が乗れることを考えてる)です。
郊外の遠隔地まで旅客を安全に運ぶことを重視した場合、乗客は座席に着座してもらうことが前提となり、少しでも座席数を多く取れる前乗り乗車口である場合が多いようです。
この場合、路線距離が長く、乗車距離に応じた料金設定となるので、前乗りですが、料金は後払いとなります。
また、バスの車体構造上の事情として、上の事例の前乗りは座席数を多く取れるハイデッキ型であることが多いようです。
お年寄りなどが多く利用する路線などでは、ローデッキ型にしてステップを低くした「中乗りタイプ」が使われることもあります。
最新型ではステップが下がる構造の前乗りタイプバスも運行してるので、各運行会社の事情等も絡みます。
料金先払いは定額料金制であることが前提条件ですので、路線の走行距離次第ってことになります。
自治体が運行してる福祉目的の循環路線なども定額料金の場合が多くあります。福祉目的運行の場合、ローデッキが多く中乗り型が使われてる地域もありますが、そのケースではお年寄りには共通パスが使われ、一般乗客は中乗りだけど料金先払いとなるようです。
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