Q. スカーレットさんからの疑問
国道や高速道路などの路肩に片方だけの靴が落ちているのをよく見かけます。
軍手やボロボロの両方揃っている靴はトラックの荷台等から落ちたり、捨てたりと理由が想像できますが、片方だけで、しかも、革靴で比較的きれいな物が落ちているのはなぜでしょう?
とても疑問です。どなたか教えてください。
★私も見かけたことがあります。
A. ごんたさんから
私は通勤で国道をよく利用しますが、そのような光景を一度も見たことがありませんので想像での意見です。
軍手の場合は理由があります。
トラックなどの燃料(またはオイル)タンクのキャップにカバーのように被せることがあり、それが振動などのはずみで地面に落ちてしまうのです。
軍手はキャップの開閉やオイルを拭き取るタオルの役割、キャップを保護するカバーを兼ねており、次回の給油で同じ軍手を使う事も考慮して被せてあるのです。
しかし、革靴の場合はそのような使用例は考えられません、新し目の靴なら靴としての用途以外から推測するのは難しいと思います。
私が思うに、最初は片方ではなく、両方の靴が揃って置かれていたのではないか? よく自分の車を土足禁止とする人がいますので、そのような人が車に乗り込んだ(あるいはそういう車に乗せてもらった)際に、車外の靴を取り込み忘れたのではないか? そして他の車などに弾き飛ばされ片方のみが残ったのではないかということです。
質問者さんは「よく見かける」とおっしゃっておりますが、私は先に書いたように目撃したことがないのです。だから、単にそそっかしい人が近所におり、度々同じ間違いを犯しているのではないかと思うのです。
A. kamaさんから
道路に片方だけの靴が落ちている理由ですが……。
これに関して、いろいろ想像をめぐらしましたが、最終的に行きつく答えは、結局のところ「それは気のせいだ」というところに落ち着きました。
何かが道路に落ちていて、それにいちいち理由なんてあるわけがありません。ボクは高速道路で脚立が落ちていたのを見たことがありますし、長靴だったこともありますし、木だったり、ゴムだったりいろいろありました。
ただ、キレイな靴は見たことがありません。
高速道路には一日に何十万、何百万という車が行きかうわけですから、道路上の落し物もかなりあるはずです。落し物は道路を管理しているどこかが片付けてくれているはずです。
したがって、この問題の本質は、靴が落ちていたかどうかではありません。
なぜ、出題者は「キレイな靴がよく落ちている」と感じたのかということです。
これは、「自分がお店に入ると急にお店が混みだす」という人と同じ心理的なものではないでしょうか?
みなさんの中にもいませんか? レストランなどで、今までほとんど客がいなかったのに、自分がそのお店に入ると突然お店が混みだす。
実は、かく言うボクもそうでした。まるで自分に特殊な能力があるかのように、すこしウキウキした気分になったりしました。
しかし、これも気のせいなのは言うまでもありません。たまたまお昼時間で早めにお店に入っただけのことが続いたとか、そんなつまらない理由が本当のところなのです。人間はそうしたちょっと特別に思えたワンシーンを記憶し、それが何度かつづくと強く記憶にインプットされ、あたかも不思議な現象が起きているかのように錯覚するのです。
自分がお店に入ったら、逆にお客がどんどん帰って行ったことだってあるはずなのに、そーゆーことは記憶しない。都合の良いことだけを記憶する。
高速道路を走っていて、たまたまキレイな靴が片方落ちているというワンシーンに出会う。靴というのは、飛び降り自殺者が揃えていたり、そこに靴があるだけで人間の存在感を感じたりすることもあるので、道路上の靴というのは「死」のイメージもあって強く記憶に残るのだと思います。
それがたまたま何度かあった。
「おや? これはいったいどーゆーことだろう?」
と大きな疑問に発展します。本当は、靴を目撃したほかにも枯れ枝とか、車の部品とかいろいろ見ていたはずなのに、そっちは記憶には残っていなかった。靴の記憶だけが鮮明にのこっていて「道路になぜ靴が?」という疑問に達したのだと思います。
したがってこの問題は、人間の記憶の錯覚がおこした「気のせい」である、とボクは思います。
A. Hoshiyanさんから
いろいろなわけはあるでしょうが、「片方だけで、しかも、革靴で比較的きれいな物が落ちている」事象にかぎって、いちばん多い理由は次の通りだと思われます。
運転するとき、徒歩用の靴からドライブ用の靴に履き替える人を見かけることがあります。革靴では運転しにくいということでしょう。
脱いだ靴を車の上に載せて、ドライブ用の靴履き替える。そのまま、忘れて出発。車の天井にある革靴は車の速度が上がると片方づつ転落するということでしょう。
実際、靴の載った車が走っているの見たことあるしね。
★そういうことか!
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