Q. りんでんばうむさんからの疑問
パーセントの「%」という表示の由来は何でしょう?
100のゼロを1個左に持っていった――というような話を聞いたことがありますが、本当のところはどうなんでしょう?
A. はろっずさんからの回答
http://www06.u-page.so-net.ne.jp/td5/harrods/
昔、化学の先生に聞いたことなんですが……裏づけはありません。
「パーセント(%)」は、100で割った値だから百分率と言いますが、もともとの書き方は「/100」でした。で、斜めの棒と数字の1を兼ねた斜め棒がゼロの間に来たのが「%」です。
/100 → %
ちなみに千分率「パーミル」は「‰」と表します。これは、同じく「/1000」を変形してできています。
A. 沼田さんからの回答
パーセントとは「100ついて」という意味で、わが国では百分率と呼んでいる。
「%」の記号で表されるが、中世に、イタリアのベネチアやジェノバを中心とした地中海貿易が盛んだったころ、商業用語として使われだしたものだ。
パーセントのセントは、ラテン語で100の意味がある。このcentoの初めと終わりの文字「C」と「O」を用いて「c/o」と書いた。これが後に、%に変わったものだ。
以上、佐伯誠一さんの著書を引用させてもらいました。
A. ももんがさんからの回答
「%」を英語で書くと、"per
cent" あるいは "percent"
です。どっちにしろ「100につき」という意味です。
はじめは "per cent"
などと書いていたようですが、やがてめんどうになって、"pc"と表すようになりました。頭文字を取ったわけです。この
"pc" を筆記体で書くと……、ほら、「%」になりましたね。
こんなところです。パーミルの記号「‰」は、「%」が定着した後、作られたのだと思います。
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