Q. mamiさんからの疑問
「お日様の匂い」って、一体何の匂いなんでしょうか?
先日、久々に布団がちゃんと干せて幸せ♪だったのですが、フト、これって一体何の匂いなんだろう?――と疑問に思いました。どこかで聞いたことがあるようにも思うのですが、思い出せません。
どなたか、教えてくださらないでしょうか?
★上記のような疑問だったのですが、どうも内容がうまく伝わっていないのか(私には分かったのですが……)、回答がなかなか届きません。そこで、上記の疑問の補足として、chomicatさんからのお話を掲載したいと思います。(星田)
Q. chomicatさんからの補足
ふつうお日様の匂いは、縁側のガラス戸の内側にいて、部屋の暗さとは対照的に、ほっこりしたような懐かしいような埃っぽいようなふんわりした時間に身を置いたときに感じる暖かい感覚……(ごめんなさい。後略)
★そうそう! あの埃っぽいような匂いですよ! あの干した布団の匂い、ご存じの方は、ぜひ、教えてください!(星田)
A. chomicatさんから
このごろの布団は化繊綿だとは思いますが、一昔前の布団を太陽に乾したときの匂いは紛れもなく木綿綿の匂いでした。
太陽に熱せられた布団は確かにその匂いがします。昔は1年に1度くらいは布団(特に敷布団)を綿の打ち直しに出します。近所の専門店へ持っていくと広い表に面した作業場で中身を取り出して、大きな木槌でリズミカルにトントンと叩いて空気を入れふんわりと膨らませていきます。しゃがんで眺めていると、叩く度に木綿綿の細かい埃が舞いあがります。店の中に日が差し込むと、そこだけ舞い上がった綿ぼこりの柱が見えます。柔らかく鼻をくすぐるような木綿綿の匂いが立ち込めます。
布団を乾したときに感じるお日様の匂いは、木綿綿が太陽で熱せられたときの匂いだと思いますが、化繊綿だとどうなるのか???。あるいは綿を包んでいる布はほとんど木綿だから暖められたその匂いかも。
頼りないことですみません。
A. a.k.a 青・黄さんから
2001年11月15日付の日本経済新聞で、「太陽の香り」合成の記事を見つけました。
カネボウは11月14日、天日に干した洗濯物から漂う心地よい香りの成分を解明し、人工的な合成に成功したと発表しました。綿のタオルを快晴の屋外で干し、タオルが放つ揮発性の成分を分析、その結果、アルデヒドやアルコール、脂肪酸などの化学物質が香りの主成分であることが判明したそうです。
この香りの効果を実験したところ、気分が良い時に出る脳波(α波?)があらわれ、快適で落ち着いた気分になることが確認できたとのこと。
この香料は同社の「エアー・パフューマンス」という化粧品の四品種に添加されるそうです。
答えになってない?
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