Q. いずみさんからの疑問
聞いた話だったか、何かで読んだ話だったか……、とにかく、あやふやなのではっきりさせたいことがあるのです。
本のページを開いたときに、左右のページの開き具合というか、両ページが作る角というか……、その角度が決まっているというのです。分厚い本だろうが、薄い本だろうが、最初の方のページだろうが、中央付近のページだろうが、一定だということです。
本当でしょうか? そして、その角度は?
A. Pontaさんから
直接ご回答できるわけはないのですが、以前聞きかじった話だと思いますので、情報です。
キーワードは、「安息角」です。
砂をさらさらと流れ落として山を作ったときに、出来た山の稜線が、水平面に対して描く角度は一定になります。この角が安息角だったと思います。
確か、これの変形みたいなもので説明が付くはずなのですが、いかんせん、専門外のもので詳細は覚えておりません。
確か、砂の材質で角度が変わったような気もするので、もしかしたら紙質(本の種類)によって角度が違うという可能性もあります。しかし、同じ本なら、どのページを開けているときでも角度は同じはずです。
粉粒体やってる人とか、安息角について詳しい方がいれば判るはずなんだけどな〜。
★ヒントをありがとうございます。詳しい方、ぜひ、情報を!(星田)
A. ずゆんさんから
それは、本をカパッと開いて机に置いた時に、紙の切り口の作る斜面が水平面と成す角が一定、という話ではないでしょうか。
高校生向きの数学のクイズか何かで見た記憶がありますが、今のところ見つかりません。
その角度ですが、いま電卓で計算したところ、約32度でした。
図が描けないので説明できませんが、数学のわかる人に訊けば解いてくれるでしょう。(ちなみに、32度という数字は
Atn(2/π) を計算して出したものです。)
実際に角度を測ろうと思うと、辞書のような、柔らかい紙でできたぶ厚い本でないとうまくいきませんね。しかも、背中の部分(綴じてあるところ)が折れて浮き上がったりしないで、水平を保っていないといけません(そうでないと角度が変わってしまう)。
「どんな本でも一定」と言いながらけっこう実現するのがむずかしい……。
★いえいえ、「両ページ」が作る角のことです。でも、「紙の切り口が作る斜面の角度」も一定になるなんて、知りませんでした。ありがとうございます。(星田)
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