--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.047 (2000.7.10)

Q. るいさんからの疑問

 いつも、楽しみに読んでおります。
 さて、先日、うちの息子がバッタを捕まえてきました。ある程度のバッタの種類なら、女性の私でもわかります。それは、ショウリョウバッタでした。
 でも、そのとき思ったんです。
「ショウリョウ」って何でしょう?
 オンブバッタやキチキチバッタ、トノサマバッタなどは、何となく、その名前の由来がわかるのですが……。
 もしかして、「少量」でしょうか? 最近、バッタもすくなくなりましたからね〜。バッタに詳しい方、教えてください!


A. まいかさんから

 ショウリョウバッタの件は、さほど悩むことでもないので、きっとたくさんお答えがあるのではないかと思いましたが……。
「ショウリョウバッタ」=「精霊飛蝗」ですよね?
 精霊蜻蛉と同じ伝であるとすれば、精霊会(=盂蘭盆会)の頃に頻々と姿を見るのがその名前の由来の筈ですが、あるいは他に理由があるのでしょうか?
 意味は分かるのですが、ネーミングの由来をご存じの方がありましたら、是非お伺いしたいものです。

A. さつきさんから

 バッタに詳しいわけでないのですが、参考になればと思い、ブックシェルフの内容を抜粋します。お盆のころの……ということみたいですね。

ショウリョウバッタ【精霊飛蝗】……バッタ科の昆虫。雄は細形で体長約四センチメートル、雌はやや肥大し体長約8cm。全体に緑色または灰褐色。頭部は円錐形にとがり、短い触角がある。雄はよく飛び、キチキチと音をたてるので俗に「きちきちばった」ともいう。各地の草むらで夏から秋にかけてみられる。

【精霊・聖霊】……(1) 仏語。死者の霊魂。せいれい。(2) 精霊祭の略。(3) 「ショウリョウトンボ(精霊蜻蛉)」の略。

 どうやら、トンボもいるようです。

ショウリョウトンボ【精霊蜻蛉】……精霊祭のころ現れるウスバキトンボ、キトンボなどのトンボの俗称。特にウスバキトンボをさすことが多い。