Q. ITOさんからの疑問
どうしてもわからないことがあるのです。
よく耳にする「開けごま!」の「ごま」という言葉は、普段私たちが食べている「ごま」に何か関係があるのでしょうか?
気になってしょうがないのでどうか教えてください。
A. egawaさんから
アリババと40人の盗賊に「開けごま!」の呪文が出てきます。英語では「Open
sesame」で、これを単純に日本語に訳しただけでしょう。
さて、ではなぜアリババの物語の呪文は「Open
sesame」なのでしょうか?
何か意味があるのか、それともないのか……、ご存知の方はいらっしゃいますか?
追伸。高校の教科書にsesame
streetの話が出てきたとき、誰かが「ごま通り」と訳して大笑いされてました。正解は「セサミストリート」。
ま、確かに「ごま通り」なんですがね。
A. かまさんから
下記のサイトで調べたのですが、乾燥したゴマのさやが種を飛び散らせながら開くところから、アラビア人は何かを開かせようとするときの呪文として「開け!ゴマ」と唱えたとのことでした。
http://www.c-port.com/kitaya/kigen.htm
A. masakimさんから
「開け胡麻」は『千一夜物語』の「アリババと四十人の盗賊」から出たもので、「オープン・セサミ」もよく使われます。
この呪文を唱えると洞窟の扉が開いて財宝を見付けることになるわけです。英和辞典にも
open sesame
『開けごま』の呪文……;願うままの結果をもたらす不思議な方法:
Is wealth the 〜 to happiness
とでています。アラビア語では
"Iftah baba-ka ya simsim!" といい、
「胡麻よ、おまえの扉を開けよ」
という意味だそうです。この"simsim"がフランス語を通じて、英語の"sesame"
になったようです。
A. 若旦那さんから
Open
sesame!(開けゴマ!)
この言葉に使用されている「sesame/ゴマ」は、いつも私達が食べている、あのゴマ粒なんです。
ゴマの記録は、紀元前三千年前のナイル川流域で栽培されていたそうです。
そして古代エジプトにも伝承され,食用にしたほか,香料や化粧品としても使われ,更にミイラを作るときの防腐剤としても利用されたらしいです。
その後、強壮補精,解毒など、多種多用な効能が発見され、不思議なエネルギーのある食品として、世界中で永く愛用され続けられている訳です。
そんなゴマの不思議なエネルギーを利用したい気持ちを込めて、Open
sesame! と、叫んだようです。
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