まず、喉仏とは喉の軟骨(の隆起)です。その喉仏の裏側には、声帯があります。
声変わりのとき、特に男児は声が低くなりますが、それは、喉の軟骨(喉仏)が急に大きくなり、それにつれて声帯も長くなるからなんです。
ですから
喉仏が出ていない→声帯が子どものときからさほど変わら無い→声が高め
ということで、わたしさんは声がすこし高めなのでは?
ちなみに、声帯の長さの平均は、日本人の成人男性で約12mm、成人女性で9mm、児童(8歳)5mmです。
私は専門分野があくまでも文系なので喉の事を詳しくは解らないのですが、喉仏自体は、特に役には立っていないと思います。
声帯が伸びた結果、軟骨が隆起したその部分を「喉仏」と言っているのですから。でも、声帯が長くなるのは何か意味があるのだとは思います。男性だけ急に伸びるということは不思議ですが……(男性ホルモンの影響?)。
さて、喉仏のことを『アダムのりんご』と言うそうです。林檎を取ったアダムが神様に見つかって、林檎を飲み込んだときに喉につっかえてしまったという話から、この名が付いたとか。