Q. ことまさんからの疑問
さっそくお聞きしたいのですが、つまようじの持ち手側についている溝のようなものはなんのために付いているのでしょうか?
・爪楊枝置きにする。
・束になっている際取りやすいように。
・製造工程上、どうしても必要。
・ただの飾り。
などなど、仲間内では色々な意見が出ているのですが、どれも決め手に欠けるのです。「これこそあの溝の存在意義!」という理由をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひ、教えてください。よろしくお願いします。
A. ともさんから
やっと自分の「これ知ってる」っていう疑問を読ませていただきましたので回答させていただきます。
つまようじの溝ですが、これはつまようじを使った後に使うものだと以前テーブルマナーを習ったときに教わりました。
先のとがった方にいちばん近いほうを使用後に折り、皿の上に箸置きのように枕にして、とがった方をその溝にちょこんと乗せます。
他にも理由があるのかもしれませんが、このように習いました。
しばらくは実践していたのですが、面倒くさくなってやめました。
ちなみに私は米国に住んでいるのですが、こちらのつまようじには溝はなく、両方ともとんがっているものがほとんどです。
A. Pharaohさんから
爪楊枝を機械で作る際に、固定する跡がつきます。これでは見栄えが悪いので、そこを削りました、そしたら「あの」筋がついたというのが由来です。
で、どう活用するかは、折って箸置きの様に使う、というものではないでしょうか。単なる溝に芸術性は見出せませんでした(^^;)。
A. ゼンショウさんから
昔、テレビでつまようじの工場の人が喋っているのを見ていたときの記憶で書いています。
木材が貴重な時代がありました(今でも馬鹿には、出来ませんが……)。つまようじも粗末には使えません!
そこで、つまようじを繰り返し使うときのため溝から持ち手側の部分は、溝の所で切り離して、箸置きのようにつまようじの枕にするためのもののようです。だから溝は切れ目のようです。
ちなみに、溝が二つの物は切れ目の溝、枕から転がり出ないように収まる溝だそうです。さらに、溝の無い物は果物などを食べるときに使うもののようです。
A. Trouble Maker Tomさんから
つまようじの溝は、いちばん内側の溝がいちばん細く、そこから折ってつまようじ置きに使う――と、某爪楊枝会社の人が言っておりました
A. 夢幻さんから
楊枝の溝の件ですが、ズバリ、楊枝置きです。
溝の部分を折って楊枝置きにします。以前テレビで楊枝を作っている人が、はっきり言っていました。間違いなし!!!
★一方、楊枝置きなんかじゃないという回答も届いています。(星田)
A. 桂本夏木さんから
爪楊枝ではないですが、釘にも溝があります。その溝は、釘の頭を作るときにどうしてもついてしまう傷です。
爪楊枝の場合も材料を固定するときの傷ではないでしょうか。
A. 第六腰椎さんから
正解は、こけしに見せるためのようです。
製造過程で頭の部分がどうしても黒く焦げてしまうのです。それでは印象が悪いため、何とかカモフラージュするためにこけしにしてしまおうという、製造者の苦肉の策とも言えるアイデアのようです。
また、ある製造者は「ホントーにタダの飾りです」とも言っておられました。
★つまり、どうも、あの溝は、製造の過程でどうしてもついてしまう。そこで、「こけしに似せよう」とか「楊枝置きにもできるように」などといったアイデアが出たではないでしょうか。そんなところにしておきましょうか――。(星田)
A. 悟空さんから
つまようじのうしろを折って「ようじ置き」を考案したのは、名前が出てこないのですが、ある噺家さんがこれで特許を取っているはずです。「週間アスキー」に載っていたのですが、あいにく処分してしまったあとだったので……。
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