Q. 葉子さんからの疑問
そんなことどうだっていいんじゃないかと思われるようなことなのですが、
昔から疑問に思っていることがあります。
それは、「気象」です。
どうして「気象」という言葉の中に、「象」という漢字が入っているのでしょうか? 「気」はわかるのですが、「象」が納得できません。
これまでたくさんの人に尋ねましたが、納得できる答えを聞いたことがありません。よろしくおねがいします。
★「気犬」でもなく、「気馬」でもなく、「気鯨」でもなく、「気象」。
なぜなんでしょうね?
A. たっちゃんさんから
想像です。
気象は天候の変化の現れの意味ですね。
天候→大気→大空→大きい
「象」は大きなものがゆったりと変化する様を表していると。
象を初めて見た人は、なんと大きな動物なんだと驚いたと思います。
空の大きさを表すために「象」の字を当てたのではないでしょうか。
「想像」、人は頭の中ではとんでもなく大きいことを思い描くことができますからねぇ。
A. Mr.Mさんから
この場合の「象」は、動物の「象」ではありません。「物の形」とか「目に見える姿」と言う意味です。
同じ意味で使われている言葉として、印象、現象、心象、万象、などがあります。
A. へろりさんから
「象」には動物の象の他に次のような意味もあるようです。
1.目に見えるかたち。すがた。
2.かたどる。
気候・気温等の現象を目に見えるかたちとして記録したり、観察するためにこのような名前になったのではないでしょうか。
A. たか坊さんから
この場合の「象」は動物の「ゾウ」を表していません。
「象」とういう漢字は、もともと動物の「ゾウ」を表す象形文字ですが、ゾウの大きくて目立つ姿・形から、「象」には姿や形という意味合いを持つようになりました。
「気象」につきましては、「大気の形」ということで意味も通るのではないでしょうか。
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