Q. つねさんからの疑問
最近は、テレビ番組が人気なると映画化されるというパターンが本当に増え
てきました。
名探偵コナン
踊る大捜査線
相棒
新参者
挙げればきりがありません。
このような映画の場合、映画のタイトルに「劇場版」や「THE
MOVIE」という言葉が付いているのです。
映画を見ている人にとっては、どうでもいいと思われることなのですが、このような言葉を付けておかなければまずいようなことがあるのでしょうか?
★『劇場版
名探偵コナン 11人目のストライカー』は、まだ見てません。
A. おせっかいさんから
私見を投稿させて頂きます
テレビドラマでは、放送時間やCM等でいろいろな制約を受けてしまいますが、劇場版のドラマならば、これらの制約を一切受けなくなるので、テレビ以上に楽しめるから、「劇場版」の冠を付けているのてはないでしょうか。
A. やんわりさんから
私が考えたことです。
レンタルショップにDVDが並んでいるときには、「劇場版」と表示してあれば、「TV版」と区別ができますからたしかに助かります。
しかし、映画館で見る映画のタイトルに「劇場版」と冠されていても、大したメリットはありません。
もし、メリットがあるとすれば、次のことぐらいしか考えられません。
TV版の内容を再編集して、1本の映画に仕立てるという手法もあります。この場合、映画のためにわざわざ作成した箇所は必要最小限です。そういう映画ではないよ、映画のために新たに撮影、制作したのだよ――ということを宣言しているのだと思います。
最近では、単に「劇場版」という表現ではダサイと感じているからだと思いますが、「MOVIE大戦」やら「FILM
Z」やら、工夫が凝らされていますね。
A. たっちゃんさんから
テレビ放映されていたアニメが映画化されたときのストーリーには、
・本放送と同じで映画館用に短くしたもの(ヤマト、ガンダム、ヱヴァ等)
・登場人物は同じでも違う物語のもの(ドラエモン、ドラゴンボール等)
があります。
特に後者の場合、DVDやビデオがレンタルに回ったときに、テレビ放映の内容とは異なることを強調するために「劇場版」とつけているのだとと思います。
A. 宇美浜りんさんから
あくまで推測ですが、テレビと全く同じ内容ではないことを示すためだと思います。
1.テレビの後日談であるため、未婚だった人が家庭を持っていたり主要人物の一部が故人になっている。
2.テレビ本編と違う設定になっている。魔法を使えたり変身できるキャラがその能力が使えない、大人の主人公が子どもの頃の話、昔の時代を舞台にして展開する、など。
3.テレビ版と大きく雰囲気が異なる。普段は余裕で敵を倒している主人公が絶体絶命のピンチになる、仲間と一緒にいることの多い主人公が孤立する、など。この場合、一部のファンは見に行くか迷うと思います。
1なら、大好きなキャラを自分の恋人のように思ってる人は、結婚した姿を見たくなかったり、亡くなってて活躍しないのなら見る価値ないかも。
2なら、作品の魅力や好みに直結することなので、役者が好きなのではなく作品世界や設定が好きな人は見たくないかも。
3も、主人公の活躍を見てスカッとするのが好きな人や仲間との絆が魅力という人は見たくないでしょう。
そういう人が不本意な作品を、わざわざ金を払って見たのに、がっかりすることがあれば「だまされた、金返せ」と言いたくもなります。そこで「これはテレビ版とは違う作品として扱ってください」「テレビと完全に同じ話ではないですよ」ということで「劇場版」とつけるのではないでしょうか。
ちなみに私は劇場版を見に行くことはほとんどありません。基本的にテレビ版を見つくして「もっと見たい」と言う人のために作ると思うので、内容が濃いマニア向けの内容になるでしょう。テレビ版を濃いと思った人には向かないと思うし、小説版も同様に濃くマニア向けなので、そちらのほうが安いですし。
もちろん、もっと濃い内容が見たい方もいるでしょうし、上記のような内容の違いがあっても納得できる方は、劇場版を楽しんでくださいね。
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