Q. ごっちさんからの疑問
サッカーを見ていると、「オフサイド」という反則があるがよく登場します。ですが、いったいどんな反則なのかよくわかりません。
サッカーのことをご存じの方がおられたら、易しく解説お願いします。
★この疑問は、「易しく」がポイントです。お願いします。(星田)
A. みつやすさんから
サッカーのオフサイドとは、相手のいちばん後ろにいる守備の人よりもうしろ(つまり相手のゴールキーパー側)で仲間からパスをもらうとオフサイド。ドリブルで最後の守ってる人を抜くのは可。
A. パルスコさんから
オフサイドとは、オフェンスがディフェンスラインより上がり(ゴールに近づく)、ボールをもらうと取られる反則です。
下図で見ると○1が○2にパスを出すと「オフサイド」です。
▲=キーパー ●=ディフェンス ○=オフェンス
_|
|●
| |▲ |
|_| ○2 |
↑|
| ○1
ゴ ↑
| ディフェンスライン
ル
A. ゆっすさんから
根本的には、「ゴール前での待ち伏せ攻撃を防ぐ」ということを前提にして作られたルールだったと思います(ずっ〜とゴール前にいてボールを待っていて、そしてシュートといったものをなくすもの)。
結構というか、かなり大昔のサッカーも、ラグビーのように前にパスをしてはいけないというルールもあったはずです(横もしくは後ろへのパスしかできないというもの)。
で、オフサイドのルールは、攻撃チームの人がパスする際に、パスを受ける人がGKを含めて二人よりも前(自陣ゴールの方)でボールを受けなければならないこと。わかりずらいかな?
いうなれば、パスを受ける際に自分と相手ゴールの間に二人以上敵がいればいいということかな。
A. Kenjiさんから
結局は「フライング」ってことだと思います。「用意ドン」の「ドン」より早く出てしまう、あれです。
もうちょっとわかりやすく言うと、攻め込んだときに攻めてる方がパスを出したとして、そのときにパスをもらう味方が敵のディフェンダーの中でもいちばん後ろにいる人よりゴールに近い方でパスをもらっちゃいけないんです。
だから、「よ〜い、ドン」はパスが出たタイミング、でスタートラインはいちばん後ろにいるディフェンダーのラインになります。
分かっていただけましたでしょうか?
★……。つまり、攻撃側がパスを出したとき、ゴールを邪魔する人がキーパーしかいない――なんて状況はだめだということですね。(星田)
A. まなぶさんから
オフサイドって、早い話「待ち伏せ禁止」ってことです。
シュートをしようとするときには、ゴールキーパーとの間にすくなくとも1人のディフェンスがいないといけないってことです。そんなことどうでもいいってことにしちゃうと、ゴール前に一人待たせといて、そいつにロングパスをポンポン送ってシュートすればいいってことになってしまいます。それじゃおもしろくないですよね。
これが複雑になってきて、相手がパスを出した瞬間にディフェンスが前に出て「ガラ空き」状態にする「オフサイドトラップ」なんてのが出てくるからややこしいんですね、きっと。
因みに、線審の重要な仕事の一つは、その「線」、つまり攻撃の最前線と守備の最後線の位置をパスが出たときに見極めるってことで、これ、しんどいと思いますよ。
A. 如水さんから
「オフサイド」は、相手サイド(センターラインで区切って相手のゴールがある方)にいる味方にパスする際、その味方の前に相手チームの選手が二人以上いないといけないというルールです。
もっとも、まず確実にゴールキーパーがいますので、相手の選手がキーパーとパスする選手の間にいなければいけません(キーパーがディフェンスで前に出てきたときはそれ以外の選手が二人必要)。
これは待ち伏せ行為を禁止するためにできたそうです。
ちなみに、ドリブルでボールを持っていく際には、そういった制限はございません。ですから、ワールドカップでのマラドーナの伝説の5人抜きなどができるわけです。
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