--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.1054 (2013.08.04)

Q. bluestarさんからの疑問

 ホームセンターで売ってるブルーシート。花見やキャンプで活躍しますが、片付けるときにいつも思うのは……、
「どうしてブルーシートは、複雑な折り目が付いてるのだろう?」
 元通りにたたむのにいつも悩みます。
 普通に縦・横と順番に折っていった方が分かりやすいと思うのですが、
なぜあんな折り方をしてるのでしょうか? 製造上の都合なのかな?

我が家では毎冬、ホットカーペットの下に銀色のシートを引いているのですが、あの折りたたみ方がわかりません。


A. てくたろさんから

 普通の折り方をすると、山と谷が入れ替わったり位置がずれたりします。そのためブルーシートのように繰り返し畳んだり広げたりするものは、その部分に毎回違った力が働いてしまいます。
 また、横に半分に折って縦に半分に折って……を繰り返すと、内側になる折り目(特に角)にテンションがかかって強い力がかかります。
 これらの力がシートの一部にかかってしまうことで、穴があきやすくなります。それを防ぐために一件複雑に見える折り方を採用しているものと思われます。

A. Hoshiyanさんから

 ブルーシートを買って確認したわけではないので、まったくの推測です。間違っていたらごめんなさい。
 ブルーシートを折りたたむ目的は、小さくして運び易くすることだろう。
 それは、それを購入して持ち帰る人の利便性も考慮してのことだろうが、小さく折りたたむいちばんの理由は輸送コストの削減に違いない。ブルーシートはそれほど高額な商品ではないので、輸送コストはかなりの問題のはずだと思える。
 折りたたんだときに袋状になり、空気で膨らむことを防いでいるのではないか? つまり、あの折りたたみ方は、空気が抜け易く、早くコンパクトにすることが目的だと思う。

塩や砂糖の袋に小さな穴が空いているのと、同じ理由ということですね。

A. たっちゃんさんから

 ブルーシートは大きくて、生地にもかなり厚みがあります。当たり前に二つ折りを縦横に繰り返すと折り目が重なる毎に、折れにくくなり、空気をはらんで膨らみます。
 折る考え方は、アコーディオンのように同じ方向の折り目を交互に続けるて折り目が重ならないようにすること。こうすると、ほぼ生地の厚みだけで折りたたむことができます(断面を見ると「M」が続いた状態)。また、端面が開放されてるので、巻き込んで小さくするときも空気が抜け安いので小さくなります。
 テント等では細長い状態から巻いていきます。端が出ていると空気も押し出しやすいので割と簡単に小さくなります。

A. 太郎華親爺さんから

 クリーニング工場を見学したときに、ホテルなどの大きなシーツをたたむ方法を見せてもらいました。
 素人の常識では四隅を合わせて二つ折りにしていくのだろうと思いますが、四隅を合わせて二つ折りにしても四隅はずれてバラバラになってしまいます。
 そこで四隅を合わせようとはせず、二つ折りの折り目の両端を二人で持って二つ折りを重ねるのです。四隅はずれてバラバラになったまま折の中に入れて、ときに三つ折りをしてビニール袋のサイズに合わせてたたみ込み完成です。
 また、機械でたたむときは、まず帯のように細長くたたみ、両腕のようなアームに巻き付けそこにビニール袋をかぶせ抜き取って完成です。
 ビニールシートのたたみ方も、シーツの方法と同じだろうと思います。