Q. ジャムおばさんからの疑問
ジャムのふたが固くて、開けるのに苦労が絶えません。
瓶詰めのジャムのふたを初めて開けるときだけ固いのだと思っていたのですが、次の日に開けるときも固いのです。その翌日に開けるときも固いのです。
どうして固くなるのですか? これは、瓶のふたが持つ性質なのでしょうか? それとも中身がジャムであることに関係しているのでしょうか?
また、ふたが固くならないようにする方法はありますか? 固くなったふたを簡単に開ける方法がありますか? よろしくおねがいします。
★我が家では……、いや、みなさんの回答を待ちましょう!
A. ごんたさんから
もしかして、中身のジャムがビンのふちに付いていませんか?
ジャムがふちに少しでも付くと、ふた部分をねじ込むことでジャムがびんとふたの間に塗り込まれるような状態になります。ジャムは糖分が多いので、糊のような働きをしてふたが固くなるのではないかと思います。
新品のときもふた部分にジャムが付いていますが、ふたとビンと接する部分にはジャムが付いていないのでこのような起こりません。
しかし、酸化を防ぐためビンの中の空気を抜いているため、明けにくくなっております。
つまり、新品の際は圧力による抵抗、開封後はジャムの糖分による抵抗がふたを開けにくくしているのだと思います。
A. たっちゃんから
ジャムの種類にもよると思うのですが、酸素や空気が溶け込んだりして、瓶内部の気圧が下がると開きにくくなります。蓋付近を温めると空気が膨張して開けやすくなります。
アルミ製の蓋なら閉める前に、あらかじめ蓋を内側から押して外側に膨らましてから閉めると開けやすくなります。
蓋を開けるときに固いようなら、蓋を押して凹まします。
A. アンギラスさんから
ほとんどのビンの蓋は時計回りで閉めますが、右手で閉める場合、手を外側に回しますよね。
やってみればわかると思いますが、手の構造上、外側へ回す方が力が入れやすいので、知らず知らずに力が入って必要以上に固く締めてしまってるのではないでしょうか。開けるときは手を内側に回すので、閉めるときほど力を入れにくいからでしょう。
ビンはガラス蓋はスチールですが、蓋の方がビンより温度変化による収縮率が大きいので、冷蔵庫へ入れて冷やしてるうちに、蓋がビンに食い込むイメージで締まってしまう。
また、ジャムがビンの口についてると保存中に固まってしまい、蓋を接着してしまうこともあるでしょう。
硬くなった蓋を開ける方法は、百均で売ってるゴム製の滑り止め器具を使うか、熱湯に蓋部分を浸すかでしょう。
A. hyaruさんから
瓶のふたの裏側にゴムのパッキンがありますが、これが瓶の口に固着してしまうのが開けにくくなる原因です。
ジャムなど水溶性の食品がパッキンに付着すると、乾燥してさらに密着力を増す原因になります。ですので、オリーブの油漬けなど油の食品は固着しにいように思います。
開ける方法としては、この固着を防ぐ方法と、固着に打つ方法の2つになります。
(1) 固着を防ぐ方法
パッキンと瓶の口をきれいにティッシュ等で拭った上、薄くマーガリンなどを塗っておくと潤滑性が保たれるので、固着を防ぎます。
また、固着してしまったふたの縁をカンカン叩くと、固着をはがす助けになります。
(2) 固着に打ち勝つ方法
手だけで開ける場合、ふたを回す力の他に、滑らないようにふたを掴む力も必要です。そのためフタの周囲に輪ゴムを2・3本掛けると滑り止めになり、その分回す方に力を集中させることができます。
また、テコの原理を応用した市販のふた開け器具を使うのも、もちろん有効です。
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