Q. くーさんからの疑問
最近になって気づいたというわけではないのですが、最近になって疑問に感じました。
テレビを見ていると、画面の右上の各放送局のロゴが半透明で映っています。
あれ、とっても邪魔だなぁ〜って思うのですが、それは、さておき、そのことで疑問に思っていることがあります。
あのロゴは、一体何のために入れてあるのでしょうか?
以前は……、と言っても具体的にいつだったのか覚えていませんが、あんなロゴは入ってなかったはずです。きっと、放送局の自己主張というだけでなく何かの理由があると思うのです。どなたかご存じないでしょうか?
また、ロゴが入れられるようになったのは、いつからですか? ぜひ、教えてください! よろしくおねがいします。
★あれ、目に入っちゃうと、気になってしまいます。
A. たっちゃんから
全くの想像です。
最近、他番組や他局の映像を流用しているのをよく見かけます。その対策として、放送時に制作局署名として入れているのだと思います。
A. けろさんから
想像ですが、著作権の問題と思います。
デジタル化が進み映像の劣化なしにコピーが可能なため、著作権を明確にするために表示しているのだと思います。
アナログからデジタルに変わる際、アナログとデジタルを明確にするため、右上に「アナログ」「デジタル」と表記されていたと思います。
その後、デジタルに切り替わった際に放送局名が表示されるようになったと記憶しています。
A. こてつさんから
なぜかというと、ひとつには、アナログ放送もデジタル放送も行われていた時期に、デジタル放送であることを視聴者にわかりやすく伝えるためです。
また、番組を動画サイトに不正にアップロードしたかどうか判別するためでもあります。公式でアップロードしてたら局のマークが付いていないので、判別できるということです。
A. ごんたさんから
著作権対策ですね。恐らく地デジ放送開始ぐらいから始まったと思います。ただ、衛星放送ではもう少し前から有ったような気もします。
地デジ化により以前に比べ画質が良くなったこと、それと録画機器のデジタル化により、複製(ダビング)時の画質劣化が少なくなり、番組をそのまま録画して販売したり、二次使用(映像素材として使いまわすなど)を防ぐため、放送局のロゴを入れているのだと思います。
A. maroさんから
あの「画面の右上の半透明のロゴ」は、「ウォーターマーク」と言います。要は「すかし」です。
お札の「すかし」が「偽札防止」のために入っているのと同じように、テレビの「ウォーターマーク」は不正コピーによる「海賊版」を防止するために入っています。
たとえば、「怪しげな安価な映画DVDを買ったら、映像にウォーターマークが入っていた」となれば、それは「放送映像をダビングした海賊版」ということです。
著作権の主張をしている「ウォーターマーク」は、アナログ時代からCS放送等では、一部の局では入っていたそうです。
1998年にNHK-BSが入れるようになって、ちょくちょく見かけるようになり、2000年のBSデジタル開始、2003年の地上波デジタル開始では、放送開始から「ウォーターマーク」が入れられ、「当たり前」に目にするようになりました。
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