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Q. くらさんからの疑問
明治の頃、「ガス灯」というものが使われていたと知りました。 ガス灯を使い続けるためには、ガスを供給せねばなりません。ガス灯が使われ始めた当時、その燃料となるガスはどのように供給されていたのでしょう? 小さなガスボンベのような物があったのでしょうか? それとも、ガス管のためにガス管が地中に張り巡らされたのでしょうか? お金持ちのお宅にはガス管が配備されていて、ガス灯が使われていたのでしょうか? ★ろうそくや油を燃やすのではなく、ガスを燃やすのですから、当時はたいへん驚かれたでしょうね。
明治の頃、「ガス灯」というものが使われていたと知りました。 ガス灯を使い続けるためには、ガスを供給せねばなりません。ガス灯が使われ始めた当時、その燃料となるガスはどのように供給されていたのでしょう? 小さなガスボンベのような物があったのでしょうか? それとも、ガス管のためにガス管が地中に張り巡らされたのでしょうか? お金持ちのお宅にはガス管が配備されていて、ガス灯が使われていたのでしょうか?
★ろうそくや油を燃やすのではなく、ガスを燃やすのですから、当時はたいへん驚かれたでしょうね。
A. 太郎華爺さんから
ガス灯は、街路灯と室内照明灯とその他携帯灯などです。 地中に配管し都市ガス網を整備したのは、街路灯と室内照明灯にガスを供給するためです。しかし、室内照明灯は換気の問題を改善できず使われなくなりました。 ガス灯はガスバーナーのように熱ばかりで明るくありませんでした。そこで火口を平たく加工し、ガスの放出面積を拡げ扇型に点火することで充分な明るさを得て、その形から「魚尾灯」と呼ばれました。 さらに白熱ガス灯まで進化しましたが、白熱電球の普及でガス灯は衰退しました。都市ガス網のガス管に接続できない場所に設置された街路灯には、ガスボンベが使用されました。