Q. こ〜ちゃんからの疑問
今まで全然気が付かなかったのですが、スマホには「機内モード」ってあるのですね。
「機内」とは「飛行機の中で」という意味だと思うのですが、飛行機の中ではスマホは電源を切るものだと思っていました。
「機内モード」というものがあるということは、「電源を切らなくてもよい」ということだと思うのです。では、「機内モード」は「マナーモード」とどのように異なるのでしょう?
飛行機に乗る機会が少ないのですが、ぜひ知りたいです。
★私も知りたいです。どういう点が「機内モード」なのでしょうね?
A. こてつさんから
「マナーモード」は着信音を鳴らさずにバイブにする機能です。
「機内モード」は契約しているキャリアの電波を使わないようにする機能です。圏外ではなくて、通信しようともしていない状態です。でも、Wi-Fiは切断されませんので気を付けてください。
A. 鉄男と鉄子さんから
マナーモードは、音声を出さず、バイブレーションにする機能。
周りに迷惑がかからないようにするもの。
機内モードは、電波を止め、航空法に従いながらケータイをつかえるというモードです。
A. 雪さんから
2014年4月時点で法律上、発着時は飛行機内では、扉が閉じたら電子機器類の電源を切ることになっています。これはシャットダウン状態。中には電源はONの状態でモニタだけ切れている状態のもあるので間違えやすいです。
本題です。
「マナーモード」は、電源がONで電波の送受が可能な通常の状態です。ただ、バイブ、音が出ないだけで電話メールができる。
「機内モード」は、電源がONで電波の送受ができない状態です。飛行機が発着体勢でないときは、電子機器のONが許されていて、機内モードでの使用が許されています。飛行計器に悪影響が出ないように電波の送受を止めているモードです。
A. もちこさんから
「マナーモード」は、着信音をミュートにする、もしくはバイブレーションにするものだと思います。
一方「機内モード」は電波を受信しない、出さないので、最初からメールや着信は届きません。
携帯の発する電波は飛行機に干渉するおそれがあるので、電源オフか機内モードにしなければならないようです。
基本的に電話はできませんが、110番や119番など、緊急を要する場合は通話もできるそうです。
A. こんなはずでは…さんから
機内モードとマナーモードの違いですが……。
機内モードは、電波を一切発しない状態かつ、電波を発生させない範囲での携帯電話の機能やアプリは使用可能。
マナーモードは、着信音を発生させない状態かつ、携帯電話としての機能(通信が発生するアプリ含む)も使用可能。
――といった整理で問題ないのではないでしょうか?
また、マナーモードによく似たドライブモードというのもありますが、あれは、受電をした際に「運転中につき通話できません」といった旨のアナウンスを流す機能だったと思います。
いずれにせよ、飛行機の中では「電源を切りましょう」というアナウンスが流れますので電源は切るべきだと思います。
A. グライダーさんから
いわゆるガラケーの時代から「機内モード」はありましたよ。おっしゃる通り飛行機の中での利用を想定したものです。
具体的には、すべての電波を発する通信機能のみがオフになります。ですから、通信を利用しない機能は機内モード中でも利用できます。たとえば時計を確認したり、ダウンロード済みのデータを閲覧したり、ゲームも通信を利用しないものならプレイできます。
飛行機の中ではスマホ等の電源を切らなくてはいけないのでは?――とのことですが、実際はもう少しゆるいルールです。
離着陸時、空港内タキシング中を含めベルトサイン点灯中は「全ての電子機器」の電源を切らなければいけませんが、安定飛行に入りベルト着用サインが消えると「電波を発しない電子機器は利用できます」とアナウンスがあります。
このときからは電波を発しなければ電源をいれてもよいので、デジタルカメラや通信機能のないゲーム機、そして機内モード状態の携帯電話も使用できます。このために「機内モード」が設けられています。
着陸態勢に入りベルト着用サインが再点灯するとまた「全ての電子機器」の電源を切るようアナウンスがあります。
国内線のような短距離路線では搭乗中に電子機器が使えないぐらいどうということはありませんが、国際線などの長距離路線では暇つぶしをしたりパソコンなどで仕事をしたりと電子機器使用の要望は大きいので「電波を発しない」という条件で利用を許可しているのだと思います。
このように「機内モード」は音が出る・出ないは関係ないのでマナーモードとは全く別の機能です。
ちなみにこの「機内モード」には飛行機の中以外の使い道もあります。
だいたいの機種で「機内モード」はツータッチ以内の簡単操作で設定できるので、電波受信状態が悪いときにリセット(一旦通信を遮断して再接続する)したり、一時的な着信拒否をしたいときなどに電源をオンオフするより簡単に素早くできます。
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