--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.1099 (2014.05.30)

Q. さとしさんからの疑問

自慢じゃないですが、運動オンチです。特に走る系はダメです。長距離は、特にダメです。すぐに脇腹が痛くなります。
 そこで疑問です。
 
走っていて足が痛くなるならわかるのです。なんで、脇腹がいたくなるですか? あれがなかったら、ゆっくりとでもいいから走ることができるのにと思います。脇腹が痛くならない方法がありますか?

なんだか、切実な疑問ですね〜。


A. こみゃんさんから

 走ると横腹が痛むのは、結腸内のガスが上の方に上がっていって、曲がり角(上行と横行の間の曲がり角と、横行と下行の間の角の二つがある)に溜まって腸管内圧が高くなり圧されて痛むからだと聞いたことがあります。
 したがって、便秘がちの人の方は、ガスがいろいろなところにあって傷みやすいだろうと思われます。
 下痢してたら、横っ腹は痛くない可能性が高く……、でも、下腹部のS状結腸や肛門付近が痛いかも。

A. パスケルさんから

 急に走ったときなどに、脇腹が痛くなるのは、なんとこれには脾臓が関係しているんだそうです。
 本当のところはわかりませんが、耳にはさんだので……。
 脾臓には血液を貯蔵する働きがありますが、筋肉が大量の酸素を必要とするような運動時に、脾臓から貯蔵されていた血液を出すことで、十分な酸素を筋肉へ送り届けることができるのだそうです。
 食後などは、消化のため、胃や腸に血液が使われるというのに、そんなときに運動をすれば、酸素が足らなくなり、脾臓から血液が出される。
 脇腹が痛くなるのは、この働きによるそうです。

A. SHOWさんから

 私は普段からマラソンをしています。確かに走ると脇腹が痛くなるのは困りますね。簡単に言うと、準備運動不足から来るものです。
 具体的に言うと、急に運動を行うと脾臓が収縮するからです。脾臓には体内の余分な血液を蓄えていて、運動を行うと酸素を含んだ血液を体内に送り出す働きがあります。しかし、急激にこれを行うと一気に脾臓が収縮して釣るような痛みになります。これが脇腹が痛くなる原因です.
 これを防止するには、準備運動を十分に行って。これから体を動かすぞと脾臓に伝えてやればよいわけです.
 他にも、横隔膜の痙攣や腸内ガスのために痛くなる場合もあるそうです。

A. bluestarさんから

「走ると横腹が痛くなる」。おそらく食後すぐ走るとよくなってたように記憶しています。
 痛くなるのは「脾臓」。脾臓は余分な血液を貯めておいて、必要に応じ排出します。食物が胃に入ると胃のぜん動運動が活発になるため、脾臓にたまってる血液が排出されます。
 その状態で急激な運動をすると、今度は筋肉に血液を送り出そうとしますが、あいにく胃のほうで使ってるので、在庫が少なくなってます。でも、できるだけ送り込まなければならないので、脾臓君は収縮して絞り出します。これが横腹の痛みとなって感じられます。
 これだけが原因とは限りませんが、私が幼いころは「食後に走ると痛くなる」と親から教わりました。
 これを防ぐ方法は、時間をおいて運動するのがいちばんですが、どうしても急いでるときは、ちょっとみっともない姿勢ですが、腰から上半身を曲げて「く」の字姿勢で動くと防止できます。
 ゾンビが手をだらりと下げて前かがみに歩く「ゾンビ歩き」ですね。誰も見てなければ試してみてください。