「甘い」とか「辛い」とかいう感覚は個人差があると思います。でも、「甘い」「辛い」などの舌が受ける感覚は基本的には誰でも同じだと思います。たとえば「辛い」を「舌を刺す」ような感覚と感じるのは誰でも同じだと思いますが、それが好きか嫌いかだけの違いだと思います。好きだと「舌を刺すような『刺激』」となるし、嫌いだと「舌を刺すような『痛み』」になるのではないでしょうか。
私の場合、甘いものが「ムリ」というほどではありませんが、甘いものはあまり好んで食べません。理由は太ってしまうという気持ちが先行するからです。これは私個人の感覚ですが、甘いものを食べると舌の感覚として「舌に纏わり付くような」甘さと感じ、それが甘ければ甘いほど、
「甘ったるい」→「気持ち悪い」→「吐きそう」
という感覚になります。
おそらく甘いものが好きだと、
「舌に纏わり付くような」甘味→「気持ちいい」→「溶けそう」(甘党の友人談)
になるのだと思います。
余談ですが、「辛い物が好き」という知人がいます。その理由が「辛さを感じないから」でした。しかし、「辛さを感じない」のは「辛い物が好き」の理由にはなりません。本当に「辛い物」を「辛い」と感じて初めて「好き」と言えるのだと思います。この知人が本当に「辛い」と感じることができたなら、それが「好き」と言えるのかどうか興味がありますね。