--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.1218 (2017.02.03)

Q. かーみさんからの疑問

 海外の旅行番組が好きでよく見ているのですが、駅に関する疑問です。
 テレビを見ていると、
改札のない駅がよく登場します。あんなだと、切符を買っていなくても乗り放題です。降りる駅に改札がなければ、無賃乗車ができてしまいます。
 電車の中を車掌さんが巡回していていれば、切符を買うということができるのですが、私が見たその海外の電車は、車両の数も多く、乗客も多かったのです。車掌さんがケアできる人数を超えています。
 どこの国のどこの駅だったかは覚えていません。
いったいどうやって正しい運賃を徴収しているのでしょうか?

う〜ん、たしかに不思議。
 日本でも車掌さんのいない、券売機も備えていな電車に、無人駅で乗って、無人駅で降りるということはあるのでしょうか?


A. はるまさんから

 これは実際に遭遇した一例です。ドイツやスイスです。乗り込んだ扉の近くに箱が置いてあり、その中へ硬貨を放り込みました。
 日本でも出雲神社でありましたよ。

A. ぐさんから

 国や地域、社会にもよると思いますが、たいていは乗客がきちんと運賃を払っているという性善説に立って運営されています。そのかわり、たまにチェックする人がまわって来たときに切符や定期券を見せられなかった場合に大変なことになります。
 大抵は相当な高額の罰金を支払わせられるので、だったら最初から正規運賃を払っておけばよかったと思わせる仕組みです。

 今まで乗った中では……、
・チェコのプラハ:めったにいないが、路面電車にはたまに車掌が巡回している。無賃乗車の罰金は正規運賃の何十倍もの額とのこと。
・米国のサンディエゴ:車内を警備員か職員が必ず巡回している。短距離の乗車なら降りるまでにチェックが来ない場合もあるが、長距離乗っているとほぼ間違いなく切符の提示を求められる。提示できなかった人は大抵は次の駅で降りるよう言われるだけだが、最悪の場合は裁判所への出頭を命令され、$200程度の罰金になることもあるらしい(正規運賃のほぼ100倍)。職員がTシャツなどの私服で巡回していることもあるので、油断は禁物。