Q. ほげ太郎さんからの疑問
メルマガで「振り逃げ」の疑問を読んで、私も思いつきました。
(空振りでも見逃しでも)バッターが三振したとき、捕手が受けたボールをファーストやサードにすぐ投げるのです。
あれは、どういう意味のある行為なのですか? 普通は、次のバッターとの対戦のために、ピッチャーに返すべきですよね。
セカンドやショートに投げているところは見たことがありません。やらないだけでやってもよいのでしょうか? また、外野にボールを投げてもよいのでしょうか?
ちなみに、私は野球の経験はありません。見るのは好きです。
★左バッターが三振した後に1塁手に投げるとき、ボールが打者に当たりそうで、いつも冷や冷やします。投げるのなら3塁手に投げればいいのにと思います。
A. さとしさんから
実は私はキャッチャー経験者なのですが、やはり、「三振後のボール回し」をやっていました。特に理由など考えたことがなかったのですが、先輩がやっているのを見てなんとなくかっこいいと思ったからというのが理由です。
あらためて理由を考えると……、いちばんの理由は野手がぼ〜っとしないためということでしょうか?
しかし、この理由だと外野手にもボールを回すべきですが、それは時間の関係から行われないのだと思います。
なお、三振の後に必ずボール回しをするわけではなく、チェンジのときにはやりません。また、ランナーがいるときにもやりません。
A. 和宏さんから
中学で野球部に入っていた経験からいうと、いくつか意味付けがあると思っています。
1.三振の後、内野手が「あ、自分のところに打球がこなかった」と気を抜きがちなので、集中力が途切れないようにするため。
2.三振をとる間、内野手があまり体を動かしていないので、体をほぐすため。
3.投手が荒れたマウンドをならす時間を作るため。
4.気持ちの切り替えのため。
5.ボールを手渡しして内野手と投手のがミュニケーションをとるため。
6.捕手がベンチの指示を確認する時間をとるため。
まだあるとおもいますが、こんなところでしょうか。
三振をとってもプレイは途切れないので、ランナーがいるときは、捕手は投げないと思います。ボールを回しているときに暴投して、ランナーに進塁されてはもともこもないので。
二塁手や遊撃手に投げるのは捕手に負担がかかるので投げないのではないでしょうか。外野に投げると時間がかかるので審判から注意されると思います。
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