--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.1255 (2018.01.19)

Q. さあやさんからの疑問

 最近、若い人たちが「夜御飯(よるごはん)」と言っています。私はちょっと違和感があります。「夜御飯」とはなかなか言えません。「夕御飯」です。 でも、言葉は変わっていきます。新しい言葉が生まれるのは当然のことだと思っています。
 不思議なのは、
ちゃんと「夕御飯」という言葉があるのに、なぜ「夜御飯」という言葉が生まれたのかということです。
 また、「夕御飯」と「夜御飯」は、使い分けがあるのでしょうか? ま、後者の疑問については、若い人に聞けばわかるのですが……。

「夜食(やしょく)」という言葉もありますね。


A. やまおさんから

 60年くらい前までは、だいたい17時ごろになると食事をしていたので「夕御飯」と呼ばれていました。
 その後テレビが普及したり娯楽が増えて食事の時間が少しずつ遅くなり、さらにバブルの時代は残業が増えて帰宅時間が遅くなったり、夜の娯楽が増えたりして、食事の時間が遅くなったので「夜御飯」ということになったのです。
 そのうちに「夕御飯」という言葉は退化してしまうでしょう。
 また「夜食(やしょく)」という言葉は、「夜中食(よなかしょく)」に変わるでしょう。

A. ごんたさんから

「夕御飯」という言葉があるのに、なぜ「夜御飯」という言葉が生まれたのかという疑問は、「晩御飯」という言葉があることに気付けば生まれなかったのではないかと思います。
 一日の時間帯を分けた呼び方は「朝、昼、夕」の他にも、

   「朝、昼、夜」(あさ、ひる、よる)
   「朝、昼、晩」(あさ、ひる、ばん)

と、夜だけ複数個あります。それぞれに「〜御飯」という言葉を付けるなら、「よるごはん」という言葉にそれほどの違和感があるとは思えません。
 むしろ、私は、朝と昼に対して別の呼び方がない方が疑問に思えるのですが……。