Q. ぐつぐつさんからの疑問
雷を好きだという人はなかなかいないでしょうが、雷(稲光)は見方によれば美しいと感じることもできます。
そこで疑問なのですが、どうして、雷はストンと落ちてこずに、ジグザグのルートで落ちてくるのでしょうか?
★雷といえども、電光石火の判断ができずに、迷いが生じるのでしょうか?
A. コータさんから
雷がジグザグに落ちてくるのは、空気の密度にばらつきがあるからです。
空気に濃い・薄いがある場合、薄いほうが電気抵抗が小さいのです。電気は、抵抗が小さい方に進む性質がありますから、あのようにジグザグに進むわけです。
このような図形は、「リヒテンベルク図形」と呼ばれています。
A. bluestarさんから
高電圧に帯電した雲と地上の間には、絶縁体である空気があります。普段ならこれに阻まれ電気は通らないのですが、余りにも高圧すぎる電圧のため放電現象が起きます。
絶縁物の空気の中でも濃い薄いがあり、稲妻はより抵抗の少ない部分を通るため、あのようにジグザグに進むのです。他にもいろいろな要因があるとは思いますが、いちばんわかりやすい理由を述べました。
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