--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.1276 (2018.09.14)

Q. うっちーさんからの疑問

 ラッシュ時に通勤している人でしたら一度は考えたことがある疑問を解決してもらえたらと思います。
 それは、「電車の乗車率」です。
「電車の乗車率」は、どうやって求められているのですか? また、「乗車率100%」ってどれくらいなのですか?

私は、混雑している電車での通勤・通学は、ありがたいことに高校時代で終了しました。


A. アンギラスさんから

 列車の乗車率を求めるには、まず1車両の定員を考えます。
「定員」とは、「座席の数(ロングシートの場合は鉄道会社が定めた〇人掛けという数)+吊革の数+扉横の掴る手すり」です。その定員に対する、実際にその車両に乗っている人数の割合が「乗車率」です。
 吊革の間隔なんて結構せまいですよね。ですから乗車率100%でも結構な満員感があるでしょう。
 帰省ラッシュ時などで150%とか200%なんて数字だと「身動き一つできない」「押されて体が浮き上がる」なんて感じでしょうね。
 私は満員電車が大嫌いなので、定時に間に合う1時間半前とかの始発に近い時間帯(午前5時台くらい)の電車に乗るようにして、始業まで近所でお茶したりしてますw。

A. 康平さんから

 飛行機や船の場合の「定員」は、「これ以上乗ると危険」という数なのですが、電車の場合はちょっと違っていて、「これ以上乗ると通常の運行に支障が出る」という視点で定員が決められています。
 実際の「定員」の決め方ですが、特急や新幹線なら簡単です。座席数がそのまま定員です。
 在来線の場合は、座席数はもちろんのことで、そこに「何かに捕まっていられる人数」が足されます。つり革や手すりなどに捕まっていれば、通常の運行に支障がないと考えるわけです。
 電車の場合、定員以上にお客を乗せたとしても、違法ではないそうです。

そんなふうに定員を決めていたなんて、知らなかった〜!