--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.1278 (2018.09.28)

Q. とんこさんからの疑問

 友人から「レタスの芯に爪楊枝を3本刺しておくと、レタスが長持ちする」と聞きました。すぐには信じられませんでしたが、「実際に長持ちしているのだから信じるしかない」と言われました。
 爪楊枝3本が4本、5本でも、そこは関係がないと思うのですが、
なぜ、レタスの芯に爪楊枝を刺すと長持ちするのでしょうか? その仕組みがよくわかりません。それともやはり、だまされているのでしょうか?

え、本当? それは、よく知られていることなのですか?


A. bluestarさんから

 レタスにかぎらずキャベツや白菜などは、中心部分が成長点です。根っこを切り落としても芯の部分は上に伸びようとします。
 その際、植物の成長ホルモンの一種である「エチレンガス」を発生させてしまい、これが原因で鮮度が失われてゆきます。ですから、この成長を止めてやればガスの発生を抑えられ、長持ちするという理屈です。
 詳しい原理はわかりませんが、芯につま楊枝2〜3本刺すことで成長が抑制されるようです。

A. けい太さんから

 聞いた話なのですが……、レタスは、芯の部分に成長点があるそうです。
 収穫後のレタスは、収穫されたのにもかかわらず、引き続き成長しようとするのです。そのとき、自分の栄養を使ってしまうのです。だからしなびてしまうのですね。
 したがって、成長を止める、あるいは鈍化させれば、長持ちするわけです。芯に爪楊枝を刺すことで、成長点を破壊し、成長を遅らせているのです。
 ただ、爪楊枝を刺したくらいで、そういう現象が起きるというのが、不思議といえば不思議です。