--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.1332(2021.09.02)

Q. ミオパパさんからの疑問

 私は文章を書くとき、人数の表し方は「1人」と「2人」、あるいは「一人」「二人」は使わず、「ひとり」や「ふたり」と平仮名を使って表します。そし
て、3人以降は「3人」「4人」と書きます。
 それは、私の長年の習慣であり、「1人」と書くより「ひとり」と書く方が、文章が美しいという全く根拠のない私の勝手な思い込みに由来しています。
 違和感を覚えたので、少し考えてみると、「1人」「2人」までは和語数詞の「ひと」「ふた」が使われており、3人以降は漢語数詞の「さん」「よ(ん)」
「ご」が使われていることに、今更ながら気が付きました。 おそらく私は、無意識の内に和語数詞を平仮名で書くようになったのだと思います。
 さて、ここからが質問ですが、
なぜ2人までが和語数詞が使われ、3人以降が漢語数詞が使われているのでしょうか?

「ひとり、ふたり」から「みたり、よったり」とならず、「さんにん」「よにん」と変化するのはなぜかということですね。
  わたしは、すでに「ふた」も廃れてきていると感じています。私が「ふたくみ」と言うところを学生は「にくみ」と言ってます。


A. まっちゃんさんから

 この疑問は、疑問の方向が違うと思うのです。
 だって、「さんにん」のあとは、「よにん、ごにん、ろくにん、……」のように、同じ数え方が続くわけですから。だから……、
「どうして、『ひとり、ふたり』だけ、数え方が違うの?」
となるべきです。
 昔は、「ひとり、ふたり」の続きに、「みたり、よったり……」があったのです。私はけっこうな年齢ですが、それでも、「みたり、よったり」は、一度も聞いたことがありません。
 つまり、「○○にん」が主流になって、「ひとり、ふたり」だけがかろうじて生き残jっているのです。

最近、私がどうも気に入らないのは、「いっこ」です。「ひとつ」と言えばいいのに、「いっこ」という。