●2010.10.27 No.119 完全復元 伊能図全図
2010年10月10日(日)の朝刊で、伊能忠敬に関する記事を見た。
我が家から車で1時間とかからないところにある大学の体育館で、「完全復元伊能図 全国巡回フロア展」をやっているという。
今年、2010年は、伊能忠敬が日本の測量を開始してから210周年にあたるそうで、それを記念して「大日本沿海輿地(よち)全図」を復元したこのフロア展が始まっているそうな。
じつは、新聞の記事を読んだその日が最終日! 入場無料。行かねば!
朝、9時過ぎに小5の子どもを乗せて車は出発。10時前には、会場の奈良大学の体育館に着いた。靴を脱いで、靴下を履いた状態で中に入ってほしいとのこと。地図は踏んでもかまわないそうだ。原寸大は、でかい!
「伊能大図」と呼ばれる地図は、214枚から構成され、その1枚1枚が畳1枚ほどの大きさ。北海道の地図がが日本海の位置に置かれていたから、南北の長さは短くて済んでいるが、まともに正しく配置したら、この体育館では収まらない。最南は、屋久島の地図だった。屋久島の地図を見た後、
「そうだ、京都のあたりはどうなっているかな?」
と思う。屋久島から京都まで、すこし歩かねばなりません。
歩く!
みなさん、地図の上を歩くって、新しい感覚ですよ! 小学校の体育館に大きな地図を書いておけば、子どもたちは喜ぶだろうなぁと思いました。
たくさんの発見があったのですが、その話は後日のブログに回して、今日は、青森の地図、富士山のあたりの地図を掲載します。続けて、ご覧ください。→完全復元 伊能図全図
→伊能図 桜島
→伊能図 あの人だかりは?