●2013.06.27 No.141 龍安寺のつくばい
石庭で有名な京都の龍安寺。上は、龍安寺にあった、「つくばい」。
つくばいとは、「茶庭の手水鉢(ちょうずばち)。石の手水鉢を低く据えてあって、手を洗うのに茶客がつくばうからいう。(広辞苑)」です、
さて、ここのつくばい、真ん中が四角い「口」ですね。
よ〜く見ると、その四角の上下左右に、文字があります。
たとえば、「口」の上には「五」。
いや、「五」の下に「口」と言った方がわかりやすいかな?
これは、「吾」という字を表しています。
さらに、「口」の右にも何か書いてありますよ。くっつけると一つの漢字になります。
何かな?「口」の右にあるのは「隹」です。したがって、「唯」。
「口」の下にもありますね。くっつけると「足」。
「矢」に右に「口」と書いて、「知」です。
右回りに並べると、「吾唯足知」
われ ただ たることを しる
欲張りな私にはできそうにないことが書かれてあった!