★雑木話★感想集
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ありがとうございました。


第11集

感想No.110 (2000.11.25)

● 第九十七段 ●  朝もやの丘

 めいさん   

 7年位前、初めての海外旅行でロンドンに行きました。
 天文ファンとしてグリニッジ天文台ははずせません。Cityでサンドイッチを買って、タクシーでグリニッジへ。発音は絶対通じないと思い、メモ帳に「To Greenwich」。タクシーのおじさんはにっこり笑って乗せくれました。
 博物館を見て、本初子午線へ。やっぱりまたいでみました。
 一人だったので証明写真とれませんでしたが、証明書はちゃんともらってきました。
 公園でサンドイッチを食べてたら、なんとすずめがおこぼれにあずかろうとやってきた。日本では経験ないことだったので、これにもなかなか感動。
 帰りはティムズ河を「水上バス」で遡上。これもなかなかの経験でした。

私は帰りは、バスに乗りました。(星田)


感想No.109 (2000.11.18)

● 第五十段 ●  13日の金曜日

 あいちゃん   

 九月十三日夜の月を後の月、あるいは十三夜と呼んで、八月十五日夜の月見と同様、すすきや秋草、団子や果物などを供えて祝いました。
 八月十五夜は、月に芋を供えることから「芋名月」と呼ばれるのに対し、十三夜は、枝豆を供えることから「豆名月」とも呼ばれます。
 月見の団子は、十五夜の時には十五個でしたが、十三夜では月齢と同じく十三個とし、また、十五夜の団子は餡で、十三夜の団子は黄粉で食べる習わしだったそうです。
 どうして完全な望月ではない十三日夜の月を、ことさらに名月として愛でるようになったのかは判りませんが、不思議な風流心を感じます。
 八月十五日の月見をしたら、必ず九月十三日の月見もするものだとされており、十五夜のみを祝って十三夜を祝わないのは、片月見といって嫌われました。
 その由来ははっきりしませんが、これを応用して吉原では、八月十五日に登楼した客は、片月見を言い立てられて九月十三日にも必ず登楼することを約束させられてしまいます。
 片月見の習俗は、ほぼ江戸に限られており、地方にはあまり浸透していないことから、案外吉原の方が勝手に都合のいいことを言い出したのが、江戸に広まったのではないかという説もあるようです。

情報、ありがとうございます。
 あいちゃんは、下記のメルマガを運営しておられます。面白いよ!(星田)

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感想No.108 (2000.11.13)

● 第百六十段 ●  指関節曜日判定法

 犬川烏天(うてん)さん   

 関節といえば、筒井康隆の短篇に『関節話法』というものがあります。異星人と関節を鳴らす音で会話する話。面白いですよ。
 新潮文庫『宇宙衞生博覽會』に収められています。
 私は見た(聴いた)ことがありませんが、作者自身による朗読会の演目に上がるときは、「朗読」というより「パフォーマンス」になる由。

関節話法ですか……、面白そうですね。ポキッポキッ。(星田)


感想No.107 (2000.11.08)

● 第五十段 ●  13日の金曜日

 りんでんばうむさん   

》レオナルド・ダ・ビンチ(1452〜1519)の『最後の晩餐』は、まさにその瞬
》間の13人の様々な表情をドラマティックに描いている。
 とありましたが、これって確か、当時そこには有り得ない食べ物も描かれているとか……。
 ああそうなんだで聞き流しちゃったので何かは覚えてませんが、ご存じでしたか?

私、現物をイタリアで見ているのですが、ガイドの方は説明していたのかな? 眠たかったから、どっちしろ聞いてなかったと思います。(星田)


感想No.106 (2000.11.06)

● 第五十段 ●  13日の金曜日

 かつみーこさん   

 さて、今回の話「13日の金曜日」で思い出したんですが、沖縄では「十三祝い(だったと思う)」というのがあって、13歳になる子どものお祝いをするんです。でも、これは数え年で13歳になる年の旧暦の正月、つまり小学校5年生の2月あたり、に行なわれるそうです。
 で、13周年を祝うのは、何も人間だけではなく、店とかの13周年にも「祝・13年」という花輪が飾られたりしているんですよ。
 最初にそれを知ったときは、「どうして13なの? あまり良い数字ではないでしょう? 13日の金曜日とか、13回忌とか、13階段(絞首台のこと)とか……」って思わず、そのとき、周りにいた沖縄の人に言っちゃったんです。そしたら、「13の金曜日っていうのはキリストの社会の話でしょう。別に悪い数字ではない」とのこと。でも肝心の、どうして13年で祝うのかはその人もわからないとのことで、そのまま忘れてしまっていたんです。
 でも今、辞書で調べてみると、「十三参り」っていうのが、京都地方でもあるようですね。
「陰暦3月13日(現在は4月13日)に、13歳の少年・少女が知恵を授かるため、嵯峨法輪寺の虚空蔵に参詣すること。……」
となっています。
 星田さん、ご存知でした?

情報不足で、書くことができませんでした。また、情報をくださいね。(星田)


感想No.105 (2000.11.01)

● 第百三十四段 ●  コーラなら大丈夫?

 kuDさん   

 ネックドイン缶でコストダウンといろいろな情報がありますが、それだけじゃないと思います。
 ネックドイン缶だと縦に積み重ねることができるのです。記憶が確かなら、昔は絞り込みの無い寸胴の缶ばっかりだったと思うのですが……。
 商品陳列の際、ピラミッドの様に段違いに重ねないといけないし、ちょっとした衝撃で崩れてたものが、縦に重ねることができ、以前より崩れにくくなったのが大きな利点のひとつと思います。

お〜、これも「なるほど」だ! いろいろあるんですね。(星田)


感想No.104 (2000.10.28)

● 第五十段 ●  13日の金曜日

 犬川烏天(うてん)さん   

》「13」は、キリスト教の世界ではかなり疎まれている数だ。

 それほど一般的ではないようですが“devil's dozen”(悪魔の1ダース)という言い方があります。別に“baker's dozen”とも言いますが、由来は失念してしまいました。

》◆『最後の晩餐』といえば、イエスが捕らえられる前日に、12使徒ととも
》にした晩餐。

「13の迷信」(the thirteen superstition)の由来については諸説あるようですが、「最後の晩餐」の面子がイエス+12使徒で13人だったから、との説がよく知られているようです。
 しかしこれは、いかにも眉唾ですね。それではイエス教団の中枢部そのものが不吉だったことになってしまう。
 カバラ(数秘学)でもおそらく13には特別な意味付けがされているのでしょうが、寡聞にして知りません。
 ちなみに、私は13金が仏滅と重なると奇妙な喜びを覚えます。東洋と西洋が背中合わせのままで握手したような感じ。もっとも、現在行われているような「仏滅」を含む「六輝」は近世末期からのもので、存外に新しいのですが。
 全くの私見ですが、1、2、3、4を約数にもつ世にも「美形な」数12に、欲張ってさらに1を加えてみたら、あら不思議煮ても焼いても食えない素数になってしまいましたとさ、というのが13という数字だったから、13は「調和の破壊者」として、ヤな感じのつきまとう数字になってしまったんじゃないかしら。
 12って実に重宝な数字だし、実際、大切にされていますよね。

 伊丹十三氏の話題もありました。彼は『お葬式』で監督デビューを果たされる以前から、俳優・エッセイストとして活躍しておられましたが、父君の伊丹万作氏(やはり数字関係の名前)も、やはり高名な映画監督でした。

》◆江戸時代「十三屋」といえば、櫛を売っていた店。「くし」、つまり、9
》+4=13 ってこと。
》 同様のしゃれをつかって、「十三里」といえば、サツマイモのこと。「栗
》(九里)より(四里)うまい」ってしゃれだ。

 櫛を売っていた店を「十三屋」と呼んだのはおそらく、「苦」「死」を忌んだ別称でしょう。キリスト教が普及していれば、この名前はなかったかもしれませんね。また、「十三夜」の風流にもひっかけているのかもしれません(昔の丸い櫛って、月形をしてますよね)。

 地名では大阪の十三のほかに、津軽半島の十三湖がありますね。
 また、北米にはジュウサンセンジリス(thirteen-lined ground squirrel)と呼ばれるジリスがいるそうですが、やはり忌み嫌われているのかどうか、ちょっと気になるところです。

「13日の金曜日」はタイムリーなネタでしたが、今年(2000年)の「栗名月」が、10月10日だったことはご存知でしたか? 今回の配信は12日……ちょっと惜しかったですね。そう思って見れば、昨夜もなかなか涼やかなお月様でした。ちなみに満月は13日でした。

たくさんの情報をありがとうございます。(星田)


感想No.103 (2000.10.18)

● 第五十段 ●  13日の金曜日

 nWo検校さん   

『13日の金曜日』に登場する殺人鬼はジェイソンじゃなかったはずです。
 ジェイソンだジェイソンだと騒いでおいて、実はジェイソンの母親ともう一人別の奴が居て、そやつらが犯人だったと記憶します。
 一作目においてジェイソンはラスト、湖の上にボートで逃げ出した主人公に湖の中からザバーと抱き付いて引きずり込むだけだったのではないでしょうか?
 シリーズ中にもジェイソンが殺人鬼じゃない作品が幾つかあったように思います。
『13日の金曜日』シリーズ、ということなら殺人鬼はジェイソンで構いませんが、単品の『13日の金曜日』ということになると話が違ってきますからね。

なるほど、ジェイソン一人に「殺人鬼」を押しつけてはいけませんね。(星田)


感想No.102 (2000.10.14)

● 第百三十四段 ●  コーラなら大丈夫?

 tokoさん   

 いつも★雑木話★の配信ありがとうございます。とても勉強になりますし、楽しみにしております。
 今回の「コーラ」の話も、ぬぁ〜るほど、と感心するばかり。
 HPの索引も分かりやすくて、探しやすいし、いいですね。項目がどんどん増えることを祈っています。
 では、これからも頑張って下さいね。

「★雑木話★キーワードリスト」は、下記のURLです。ぜひ、ご利用を!(星田)
  
http://homepage1.nifty.com/tadahiko/ZOKI/ZOKI-KEY.HTML


感想No.101 (2000.10.14)

● 第百三十四段 ●  コーラなら大丈夫?

 JAWAYさん   

 ネックド缶は、輸送効率化も目的の一つだと、以前、NHKの何かの番組で言っていた覚えがあります。
 寸胴缶だとふたの繋ぎ目の部分が外に数mm飛び出すので、箱詰めの際に缶と缶の間に隙間が出来てしまいますが、ネックド缶だと隙間ができないので、箱を小さくでき、輸送効率が上がるそうです。

なるほど〜! 確かにそういうこともありますね。納得いたしました。(星田)

 


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