★雑木話★感想集
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ありがとうございました。


第20集

感想No.200 (2002.12.12)

● 第百六十八段 ●  √のルーツ

 MaSHさん 

「√のルーツ」を拝見しました。
「富士山麓オウム鳴く」なんて懐かしいと思いつつ、これ以外にも語呂合わせを教わりました。単に触れられていないだけでご存じかもしれませんが……。

 √2は1.414213562で「人よ人よに人見頃に(漢字不詳)」
 √3は1.7320508で「人並みにおご奢(おご)れや」

なんて教わりましたが、いかがでしょう?
 語呂合わせと言えば、元素の周期表の「水兵リーベ……」は結構地域差(?)があるようですね。話を聞くと皆まちまちだったように思います。もっとも、私は化学が嫌いだったこともあり、当時でも朧気にしか覚えていなかったので、どう違ったのかも覚えてはいないのですが。

√7=2.64575 で、「菜に虫いない」ってご存じですか?(星田)

感想No.199 (2002.11.28)

● 第四十二段 ●  四色問題

 ボラーチョさん 

 今回の★雑木話★の「4色問題」、とても面白かったです。方位と色が関連しているとは、思いも寄らなかったです。
 この話の本質とは異なりますが、九州では黄色も「色」を付けないで言うことがあるようです。年輩の方などは、今でも黄色い様子を「黄(き)ない」とか、黄色のことを「黄(き)な」と言われる方がいます。でも、若い人には意味は通じても「ぷっ」と吹き出されるぐらいの語感でしょうか。
「黄粉(きなこ)」の「きな」と同じだと思うのですが、私も生粋の九州人ではないため、確証はありません。またどのぐらいの範囲で使われている言い方かも定かではありません。ただ、大阪や広島に住んでいたときには聞かなかった表現だと思います。

源氏物語に「黄なる泉」という表現が出てきます。これと似てますね。(星田)

 

感想No.198 (2002.11.07)

■名数クイズ■ 「四書」 を読んで

 ZACさん 

「四書(現代語訳)」を読んでみようかという方への私評をひとくさり。ただし、私は儒学研究者でも儒学信奉者でもありません。普通に儒学に影響されている日本人としてちょっと読んだという程度ですので、きちんとした参考にはならないと思います。あしからず。

 論語:最も易しい。短文が多く、どっかで聞いたことのある文句(四十にして惑わずとか)が出てくる。現代社会でも通じるものすくなくないと思います。サッカーの中田英寿選手の愛読書の一つらしい。四書を初めて読もうとされる方には最初に読まれるのをお勧めします。しかも、きちんと読むより、自分で気に入ったところだけ読めばよいという長所あり。

 孟子:論語とほぼ同様で短文が多い形式なのだが、とにかく分量が多くて読むのが大変。四書完全読破を目指すのでなければ、4作の中で最後に回すのがよいような……。

 中庸:短い。もともと大作の一部を切り離した著作なので、短いのです。使われている用語の定義を頭に入れて置いたり、出てくるたびに前を読み返したりしないと文意がわかりにくいですが、個人の道徳(儒学的にいえば「修身」)について書かれているので、大学より分かりやすいと思います。全体を通じた論理的な構成になっているので、論語のように好きなところだけ抜き読みはできません。でも、一読後は好きなところだけ読むのもいいかも。
 大学:元本は中庸と同じものでこれもその一部を切り離した著作。中庸が修身に関する本であるのに対してこちら国や天下を治めるための本といったおもむき。こちらも全体が一つの論理で構成されているので全部通して読まなければなりません。将来、皇帝になりたい方や天下人を補佐したい人の必読書か?

 この私評でわかると思いますが、私は、中庸と論語が好きです。

う〜ん、どれもむずかしそうな……。(星田)

 

感想No.197 (2002.10.29)

★雑木話★への激励のお便り!

 さとみ(テンダーボタン)さん 

 いつも楽しく、また、
「えーっ、こんなこと全然知らなかった……ふむふむ、納得、納得」
と、頷きながら読ませて頂いています。ありがとうございます。
 メルマガの中で、「みなさま、ご協力を」「誰か教えて!」なんていう言葉を見かけますと、なんだか微笑ましくなり、星田さんも頑張ってるんだなァ、むむむ、プリント・アウトしようかしら……なんて思ったりしてしまいます。
「電波」や「儒学」のことなどは、かなり高難度で、なかなか他のメルマガでは拝読できないのではないかしら? と、とっても得した気持ちになります。
 遅くなりましたが、朝日新聞の掲載、拝読しました。良かったですね!!! 私もすっごく嬉しかったです。(^_^)V
 このQ&A↓も大好きです(^Q^)  ちょっとした息抜きのティータイムですね。

 Q.いつも自動車に乗っているのは、なにじん?
 A.エンジン  ――ほぉ〜。

 これからも頑張ってくださいね。大阪から、「ふれー!ふれー!星田さーん」なーんて、深夜にちっちゃな大声あげて応援しています。次回の
★雑木話★も楽しみに待っていますね!

前回は、早口言葉を載せてみました。いかがでしたか?(星田)

感想No.196 (2002.10.24)

● 第百三十三段 ●  ギザギザ・コースト

 ZACさん 

【メモ】の中に、すこしだけスワヒリ語についての記述がありました。「スワヒリ」の語源はアラビア語で海岸地方を意味する「サワーヒル(単数形はサーヒル)」のようです。
 スワヒリ語は、東アフリカインド洋沿岸や島嶼部が発祥地のようで、そこで話されていたバンツー系言語が、貿易などでやってきたアラブ系の人々の言語(アラビア語)に影響受けスワヒリ語が誕生したとのことです。そのため、スワヒリ語にはアラビア語起源の語彙が多く含まれています。
 19世紀末以前にはアラビア文字(変形アラビア文字)で書かれていましたが、キリスト教布教活動の中でスワヒリ語をローマ字で表記することが行われたことをきっかけに現行のローマ字表記になったようです。
 ローマ字表記となってからインド洋海岸部だけでなく、キリスト教徒を含め多くの東アフリカ地域の人々に受け入れられ、現在のように内陸部のケニア、タンザニアなど使用地域が広がったとうことです。
 講談社現代新書の『アフリカ史』を読んで得た知識でした。

感想No.195 (2002.10.22)

● 第十七段 ●  世界の七不思議

 中村エバさん 

 世界で知る人ぞ知るエジプトのピラミッド。小学生でも知っているこの「ピラミッド」。一体、「ピラミッド」という言葉の由来は何でしょう? そして、誰がつけたのでしょう?
 その答えは意外なところにありました。
 時代を遡ること2500年、沢山のギリシャ人が観光地を求めてエジプトへ来ました。そのギリシャ人達を驚かせたのは砂漠にそびえたつピラミッド。名前はまだない。
「Oh my god!! 一体何のために〜? 誰が建てた? 何なんだ! アテネ神殿よりも、すごいかも!」
 博識なギリシャ人は巨大なピラミッドとの初対面にさぞかし驚いたことでしょう。何でも論理的じゃないと気がすまないギリシャ人は、名前すらわからないピラミッドに苛立ちを覚えたのかもしれません。その意味不明の建造物が自分達が食べている「ピラミス」というパンの形に近いことから、その建造物を「ピラミス」と呼ぶようになったそうです。そしてそのニックネームが変化して現在の「ピラミッド」という名前になった――という説が現在最も信頼できる説だそうです。

ピラミッドもピラミスも、実物を見たいですね。(星田)

 

No.194 (2002.10.15)

★雑木話★への激励のお便り!

 ワインチョコさん 

 私は、たまーにある「なお君のなぞなぞ」コーナーが大好きです。
 幼い子どもの作ったなぞなぞって最高ですね。答えが複数考えられるなぞなぞだったり、的が外れていたり……。
 答えを言うと、
「ブッブー間違いでーす!」
なぁんて言われて、マジにクヤジー!!!!! 大人げないけど、ムッっとしてしまうときがありますよね。(笑)
 なお君のなぞなぞコーナー、これからも楽しみにしてます。

彼の場合、ストックがすくないので、たまにしか掲載できません。(星田)

 

No.193 (2002.10.10)

★雑木話★への激励のお便り!

 ひとひらの雪さん 

 ★雑木話★は、本文はもちろんのこと、その後に続くいろいろな雑学的な一言が貴重ですね。鋭い切り口と目からウロコの着眼点には敬服します。
 一日最低一回は、HPを訪れていますので、これからも頑張ってください。

ありがとうございます。今後とも、切り口を大事にいたします。(星田)


感想No.192 (2002.10.03)

● 第百五十七段 ●  太陽に恋した向日葵

 めいさん 

 感想No.187のRYUさんのご感想に、

》ヒマワリってキク科なのに、漢字で書くとどうして、『向日「葵」』なの?

とありました。ようやく自分でもお役立ちそうな疑問だと想いまして一筆送ります。
「葵」とは中国ではそのものずばり「ヒマワリ」のことです。
 現在、単独で「アオイ」といえば、大抵、タチアオイをさします。大きく2種類に分かれます。

・アオイ科の総称(フヨウ、タチアオイ、ゼニアオイ等)
・ウマノスズクサ科のカンアオイやフタバアオイなど。

 フタバアオイは京都の葵祭りの葵で水戸黄門の紋の元です、葉の形がヒマワリに似ていますが、背の低い、花の目立たない植物です。この他にも、テンジクアオイ、シラネアオイ等にも使われています。
 以下を参照しました。詳しくわかりやすいです。
  
http://gooside.com/hush/name/a/Aoi/Aoi.html
  
http://www.iz2.or.jp/essay/7-1.htm

「葵」をはじめ、植物名には中国から入ってきたとき意味のとり違いが発生し、全く異なる植物を指す例がたくさんあります。「桂」「楓」は特に顕著な例です(だから植物の正式表記はカタカナなのです。漢字だと取り違えられる場合があるので)。また時代の移り変わり、地域によって呼び方が変わってきます。

植物の疑問が出てきましたら、また、お願いしますね。(星田)

 

No.191 (2002.09.25)

★雑木話★への激励のお便り!

 どらさん 

 先々月までイギリスにいて、やっと帰国した(でもってADSLにした)もんで、HPを訪ねましたー!
 このページ、知ってること、知ってそうで答えらんないビミョ〜な質問がめいっぱいで好きです。しかも答えが掲載されるとメッチャ…。
 30を過ぎると「20代の雑学」が「常識」になってくるんでアセりぎみ。これからもがんばって続けてください。
 ちなみに、No.138の「ウインクができない」では、顔を洗うときに片目をグニグニやると石鹸が入って(痛くて)自然にウインクできるという荒業が……。

絶えずインプットすることが大事なんですね。(星田)


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